米大使館員が持ち帰った国宝級文化財が韓国へ
韓国戦争(朝鮮戦争)前後に在韓米国大使館に勤務していたグレゴリー・ヘンダーソン氏(1922-88)によって海外に搬出された「ヘンダーソン・コレクション」が初めて里帰りする見通しとなった。
文化体育観光部(省に相当)の鄭柄国(チョン・ビョングク)長官は6日、自身の在任中に、米ハーバード大アーサー・サックラー博物館に所蔵されたヘンダーソン・コレクションの韓国での展示を積極的に推進する方針を明らかにした。
鄭長官は2009年、文化財返還運動を進めている団体とともに同博物館を訪れ、所蔵品の貸与を要請し、「韓国の国立博物館の公式要請ならばいくらでも(貸与が)可能だ」という回答を得た。
ヘンダーソン・コレクションは、ヘンダーソン氏が1948-50年と58-63年の2回にわたり在韓米国大使館に勤務していた際、収集したり贈り物として受け取ったりした文化財を持ち帰ったものだ。ヘンダーソン氏は生前、朝鮮時代の名筆、安平大君(アンピョンデグン、1418-53)の肉筆とされる「地蔵経金泥写経」や国宝級の高麗青磁など陶磁器、絵画、土器などを数百点を所蔵していた。所蔵品はヘンダーソン氏の死後、夫人によってハーバード大に約150点が寄贈された。
許允僖(ホ・ユンヒ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 「他に展示する文化財が多いから、こんなの返す」www