韓国は日本統治終了から60年経った今でも、日本に謝罪を要求する。韓国政府、韓国の国会議員、韓国の市民団体が、交代で日本に謝罪を要求してくる。しかし、諸君は何を根拠に謝罪を要求するのか?
「我々は日本の植民地支配によって損害を受けた。だから、日本は韓国に謝罪するのは当然だ。日本が謝罪しないのは、植民地支配について日本が反省していないからだ」
おそらく、諸君はこのように主張すると思う。
しかし、なぜ、日本が韓国に謝罪するのが、「当然」なのだろうか。私は「当然」とは、全く思わない。結論から述べるならば、日本が朝鮮を植民地支配したことを謝罪し、反省する必要など、全くないのである。
日本の政治家は韓国に謝罪しているが、これは誤謬である。直ちに謝罪を撤回し、取り消さなければならない。
大日本帝国と大韓帝国は1910年の日韓併合条約に基づいて「合併」したのだから、朝鮮は日本の植民地ではなかったという説もあるが、朝鮮は日本の植民地だったという見解が通説なので、私もとりあえず、この見解にしたがう。
1910年から1945年まで、朝鮮は日本の植民地であった。韓国の諸君は「植民地支配は過ちであり、悪事であるから、日本は朝鮮に対する植民地支配を謝罪しなさい」と言いたいのであろう。
しかし、日本政府は、韓国の謝罪要求に応じる必要は全くない。
確かに、他国に支配された経験は不愉快かもしれない。しかし、そのような感情論は、韓国国内以外では通用しないのである。
主権国家に対して「謝罪しろ」と執拗に強要する国家、国民は、国際的な儀礼を知らない愚か者である。朝鮮は、5000年間、他国の属国として外交権がなかったために、外交に関して無識なのであろう。
他国に支配されるのが不愉快なのであれば、支配を拒否できる能力のある国家を建設するべきだったのであり、そのような国家を建設できなかった諸君の先祖が無能で怠惰だったのだ。
宗主国が植民地に対して植民地支配を謝罪するなどという慣習は、国際社会に存在しない。欧州の国家は、かつて、広大な植民地を持っていたが、独立した植民地に対して宗主国が謝罪した例はない。
そもそも、20世紀前半の国際社会において「植民地支配」は悪事ではなく、宗主国が後進地域を植民地支配することは、そうした地域に近代化という恩恵を与える「善良な行為」だという評価の方が支配的だったのである。
日本の朝鮮に対する植民地支配も例外ではない。1910年当時、国際社会は日韓併合条約を承認し、それ以降も日本の朝鮮に対する植民地支配が問題視されることはなかったのだ。
当時、「悪」でも「過ち」でもなかった植民地支配をその後の価値観で評価するのは妥当ではない。独力で近代国家を建設できなかった朝鮮が、朝鮮に近代化の恩恵を与えた日本に対し、感謝することは誤謬ではない。しかし、根拠がない謝罪要求は、朝鮮民族に国家運営能力がないことを証明するだけである。