ペルーはおいしい
2011.6.5 08:13 (1/2ページ)久々に、ペルーが熱い。アルベルト・フジモリ元大統領の娘ケイコ氏が、父子2代の日系人大統領という夢の実現に手の届くところまで来ているからだ。決選は5日に予定されている。
といって、このコラムでは選挙の見通しを書こうというのではない。それは現地に飛んだ特派員から、いろいろな形で記事がでてくるだろう。それより、何度かかの国を訪れた経験をもとにご紹介したいのは、ペルーという国はとにかくメシがうまい、という(知られざる)事実である。
ロサンゼルス、そしてニューヨークと5年近くを米国で過ごしたが、北米と中南米とではメシのうまさが天と地ほども違う。とにかく、カリフォルニアから数十メートル歩いてメキシコに入っただけで、ぜんぜん味が違うのだ。
そして中南米の中でも屈指の美食を誇るのがペルーなのである。
たとえば、セビーチェ。ざく切りにした新鮮な生のシーフードにタマネギのスライスを散らし、さっとレモンをかけまわす。シンプルきわまりないが、レモンを搾る強さで驚くほど味が変わってくる、奥が深い料理だ。
ペルーにもタマネギが苦手な人はいる。そういう場合はどうするか。昔、ペルー海軍の提督にティラディートさんという人がいて、魚介類を刺し身ふうに薄切りにし、レモンの代わりに黄色いペッパーソースをかけた一品を考案した…。リマの街角でそう聞いただけで事実かどうかは不明だが、少なくとも今、ティラディートという料理はペルー名物のひとつだ。
シーフードだけでなく、肉も鶏もおいしい。さらに日本人にとってうれしいのは、米がふんだんに使われていることである。スペイン風のパエリヤもうまいし、中国風のチャーハンも捨てがたい。
加えてペルー政府自身がグルメを観光の目玉にしようとして躍起になっているものだから、リマの美食シーンの進化にはめまぐるしいものがある。ほかの中南米各国もさすがに脱帽し、今年初め米州機構(OAS)がリマを「南北アメリカの美食の首都」に認定したなどというニュースも流れた。
個人的には、リマは東京と並ぶ世界の美食の首都だと思う。ニューヨークもロサンゼルスも、この点では遠く及ぶまい。
そしてケイコ大統領が誕生して日本でもペルーブームがわき起こり、一気に距離が近くなれば、ぜひもう一度、かの地を訪れたい、と夢想しているのである。(編集長 松尾理也)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110605/amr11060508140001-n1.htm
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行ってみたいが、いかんせん遠い^^;