タイで3日、下院総選挙が行われ、第一党となることが確実視される野党・タイ貢献党の首相候補でタクシン元首相の妹、インラック氏も1票を投じた(ロイター)
タクシン元首相派と反タクシン派との対立が続くタイで3日、総選挙の投開票が行われた。選挙管理委員会がまとめた開票率82%の段階での非公式開票結果によると、タクシン氏の妹インラック氏(44)を首相候補とする最大野党のタイ貢献党が255議席と過半数を獲得した。
タクシン派は、2008年12月のソムチャイ政権崩壊以来の政権奪還。タイ初の女性首相が誕生し、06年のクーデターで失脚し国外逃亡を続けるタクシン氏の帰国、復権の道が開ける。インラック氏は「われわれは全ての公約をできる限り実行に移す。だれも失望させない」と述べ、勝利を宣言した。
タクシン氏は3日、共同通信の電話取材に、タクシン派政権が発足すれば「アドバイザー役に徹する」と述べ、政界復帰に意欲を示しつつも首相への返り咲きは否定。タクシン氏が政界での影響力を強めれば、反タクシン派との対立が悪化する懸念もある。(共同)
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