神奈川など6県警の合同捜査本部は16日、アフリカで人気のあるトヨタのワゴン車「ハイエース」を狙う国際窃盗団の主犯格とみられるナイジェリア国籍で相模原市南区新磯野、輸出業エゼイケ・チネドゥ容疑者(43)を盗品等保管容疑で逮捕した。窃盗団は2009年9月~今年4月の間、神奈川、東京、大阪など11都府県で1401件の自動車盗や車上狙いなどを繰り返し、被害総額は約16億2220万円に上るという。
発表によると、合同捜査本部は10年5月~今年10月にかけて、日本人29人とカメルーン、タイ、タンザニアなど5か国の外国人10人を逮捕。39人は五つのグループに分かれ、ハイエース756台など計1008台の車を盗むなどした疑いが持たれている。
ハイエースは、神奈川、千葉、栃木、茨城県内の「ヤード」と呼ばれる自動車解体場10か所に持ち込まれて解体されていた。
エゼイケ容疑者は、今年3月、盗まれたハイエース3台を受け取り、相模原市のヤードに保管した疑いで逮捕された。窃盗団のメンバーからハイエースを1台12万~15万円で買い取り、解体した車の部品をコンテナに詰め、ナイジェリアに輸出していたという。合同捜査本部は、現地で解体した部品を組み立て売却していたとみて調べている。
県警によると、ハイエースは、耐久性が高く、多人数が乗れることからアフリカや東南アジアで人気が高いという。
(2011年11月17日 読売新聞)ご自慢の現代車は海外窃盗団にすら狙われない車なので安心ですねw