「面白い恋人」…オモロイやんけ- ゲンダイネット(2011年12月3日10時00分)
人気菓子「白い恋人」を製造・販売する石屋製菓(札幌市)が、吉本興業と子会社などが販売する「面白い恋人」にカミついた。「商標権を侵害された」として札幌地裁に提訴したのだ。
各テレビ局も大きく取り上げ、「確かによく似ている」「悪乗りが過ぎると怒る気持ちもよくわかる」なんてコメントを紹介していたが、こんなシャレもダメなの!? と思ってしまう。
確かに商品名だけでなく、青と白を基調としたデザインもソックリだが、これはパロディー商品だからだ。
<目くじら立てることなの?>
オモシログッズの類いである知的財産訴訟に詳しい後藤昌弘弁護士はこう言った。
「商品名は似ていますが、『白い』と『面白い』は意味が全く違う。また今回のような訴訟では、被告が意図的に消費者を混同させたかどうかが重要です。『面白い恋人』には大阪城のイラストが大きく入っています。販売エリアも関西や東京で、北海道では売っていません。原告側はブランドイメージを傷つけられたとも主張していますが、本当にそうか。パロディーは線引きが難しく、裁判所が『悪』と判断しないケースもあります」
石屋製菓側は「面白い恋人」の販売差し止めや商品廃棄だけでなく、今後、損害賠償も請求するらしい。そんなに目くじらを立てることなのか……。
(日刊ゲンダイ2011年11月30日掲載)