2012.4.1

2015年に開通する水西発の高速鉄道において、運営権が民間開放されることになっているが、そこに導入されるKTX山川のデザインに関する情報が、公開前に流出したことが話題になっている。
公開入札の結果、ROTEM社以外の入札がなく決定した車両だが、現在運用中のKTX山川とはデザインを変更して導入されることになっていた。その変更されたデザインが、現在試験車両として導入が進められている次世代車両のデザインに非常に似ているという。

流出した情報を基に作成した民営化KTX山川のデザイン
動力分散方式で導入される予定の次世代車両とは異なり、動力集中方式のため、両端の車両には乗客が乗ることはできないが、国民の期待が大きい次世代車両のデザインを採用することで、KTX山川の故障の多さのイメージを拭い去り、KTX民営化の反対運動を弱める意図があるものと考えられる。また、いつ実用化されるか分からない次世代車両なので、デザインが陳腐化される前に運営車両のデザインとして導入したいという意図もあるようだ。
デザイン情報の流出について、鉄道車両の導入を管轄する韓国鉄道施設公団の関係者は、デザインの情報の一部が流出したことを認めた上で、こう語っている「最終的なデザインは、KTX山川やITX青春同様に、複数のデザイン案において公募により決定される」としながらも、「HEMU-430Xの写真が公開前に流出した件と同様、情報が安易に流出する件に不快と懸念を持っている」とした。
また、今後試験が行われる次世代車両について、動力集中方式の試験車両も兼ねているのではという質問に「その質問に答える必要はない」と、否定しなかった。