春の嵐が花粉や黄砂、そしてPM2.5を運んでくる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回ご紹介するのは、「小田急小田原線」(Odakyu Odawara Line)です。
東京都新宿区にある新宿駅と神奈川県小田原市にある小田原駅の間を結ぶ路線です。
小田急線は3月23日に、東北沢・下北沢・世田谷代田の3駅が地下化されます。

地下化は、踏切解消と混雑緩和を目指す小田急電鉄・東京都・世田谷区・渋谷区の4者共同事業です。
1989年から始まった複々線化工事は、現在までに梅ヶ丘駅-和泉多摩川駅間が高架で完成しています。
最終的には、計画も含め、代々木上原駅から向ヶ丘遊園駅までが高架&地下複々線になる計画です。

小田急線の輸送能力は複線では限界に達しており、休日ダイヤでも2分間隔になることがあります。

小田急多摩線の唐木田駅から多摩急行としてやってきた東京メトロ16000系。
この光景ももうすぐ見納めです。
この後、代々木上原駅から綾瀬駅まで東京メトロ千代田線を通り、JR常磐線の取手駅まで走ります。

反対に、こちらは東京メトロ千代田線の綾瀬駅から多摩急行として走って来た小田急4000形。
新百合ヶ丘駅から先、多摩線に入ります。小田急には、小田原線以外に多摩線と江ノ島線があります。



現在、下北沢駅で小田急電鉄が管理する唯一の改札口。
地下化されると廃止されます。

地下化後に「南口」となる改札口。
引き続き、京王電鉄と小田急電鉄の2社共用改札口となり、両社線の乗り換えも改札内でできます。
ただし、乗り換え時間が5分と長くなるほか、改札口と京王井の頭線ホームとを結ぶ階段も移動します。

残り2週間で役目を終える「東北沢6号踏切」。

下北沢駅前にあった市場は今やほとんどの店が閉店。現在の下北沢駅舎と共に姿を消します。
跡地には道路が敷かれる予定ですが、反対する住民もおり、計画通り進むか不透明です。

南口とは反対側の階段。この右側、フェンスで塞がれている側に「北口」ができます。
北口は、京王電鉄が管理するようです。また、西口はこれまで通りで、変更はありません。

もう、春ですね。京王井の頭線の線路脇に菜の花が咲いていました。

歩いて、世田谷代田駅にやってきました。
ここは「世田谷代田1号踏切」ですが、なかなか開きません。

とうとう10分以上が経過・・・まだ、開きません。
ラッシュ時には「開かずの踏切」と呼ばれる踏切ですが、何か様子がおかしいです。

工事関係者が電車が停まっている新宿寄りに向かい始めました。

「R(赤)のまま!」「0、流れていない!」「夏だと線路が伸び縮みしてこういうこともあるんだけど・・・」
どうやら、軌道回路が断線し、下り線の信号機が赤のまま変わらなくなったようです。
結局、この区間は閉塞指示運転をせねばならず、大幅な遅延が発生していました。

特急ロマンスカーも一時停止、指令に無線で連絡しながら通過していました。

点検が始まりましたが、場所の特定には大幅な時間がかかったようです。

故障発生時は下り線だけのダイヤ乱れでしたが、新宿駅に列車が溜まり、上り線も団子状態に。
結局、4時間ほどダイヤ乱れが続いたようでした。
地下化による踏切廃止の重要性を痛感する一日でした。
ちなみに、地下化後もしばらく複線のままで、次のトンネルが完成するまでは仮設ホームを使うそうです。