韓国人は本当に汚い事をする、
それに立ち向かうオーノは英雄だ
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セレブになったアポロ・オーノ
「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」という米国の人気テレビ番組がある。有名人がプロのダンサーと組み、厳しい練習の末に見事な踊りを披露するまでを追う番組だ。
2007年春のシリーズに出場し、優勝したのは、バンクーバー五輪ショートトラック男子米代表のアポロ・アントン・オーノだった。オーノはすでに02年ソルトレーク五輪、06年トリノ五輪で計5個のメダルを獲得している。しかし、3大ネットワークのひとつABCが放送する「ダンス…」への出演は、その栄光をはるかに上回る名声をオーノにもたらした。
もともと、甘いマスクの持ち主である。モデルばりに有名雑誌の表紙を飾り、「ハリウッドからの出演依頼がファンレターと同じくらい届く」(米メディア)ようになった。リンクを離れて久しいオーノが再び勝負の世界に帰ってくるのか、コーチらは心配した。
彼は帰ってきた。
「尋常じゃなかったね」。韓国勢との激闘となった13日の男子1500メートル決勝を、オーノはこう振り返った。「あんなに長い間、だれかに脚や手をつかまれたのは初めてだった」
オーノといえば、ソルトレーク五輪での韓国のエース金東聖との因縁が記憶に残る。オーノのアピールで先着した金は失格となった。韓国世論は憤激した。
遺恨が残っていたのかどうか、それはわからない。だが少なくともオーノは、今回のレースについてこういう。「韓国選手を抜こうとすると、左手を伸ばしてブロックしてきた。ほかの2人(の韓国選手)が追いついてきたのもそのせいだったんだ」
日系2世として生まれ、厳しい米国の競争社会をのし上がってきたオーノは今、「セレブ」の仲間入りを果たしつつある。
たとえば「ソウル・パッチ」。小さく刈りそろえたあごひげのことで、一昔前に黒人ミュージシャンらのファッションとして広まったが、それが今、米国で再流行の気配を見せている。オーノのせいだ。ある航空会社は五輪を前に、空港でオーノ風ソウル・パッチの付けひげを配った。
だが、決勝の最後の周回で韓国選手3人が行く手に立ちはだかったとき、オーノにはもはやセレブの余裕はなかった。その瞬間、闘争本能をむき出しにしたオーノの表情こそ、このレース最大の見どころだったと思う。と、前をゆく2人が衝突、転倒し、オーノは2位でゴールに滑り込んだ。
初戦をみる限り、彼はまだハングリーさを持ち続けている。オーノはさらに500メートル、1000メートル、そして5000メートルリレーで、おそらくは再び同じ韓国勢との死闘に臨む。
