ベンフィカ戦の後半、競り合うシャルケの内田(右) Photo By 共同
【シャルケ2―1ベンフィカ】勝てば文句なしで首位通過が決まる一戦で、シャルケの内田篤人は「先に失点しなければ問題ない。守備だけはしっかり」と心掛けて臨んだ。前半は粘り強く相手の左アウトサイドを抑え込み、ハーフタイムで交代に追いやる活躍ぶりだった。
味方選手がパスを出す相手を探しあぐねると、真っ先にスペースへ走ってボールを呼び込んだ。小刻みに正確なダイレクトパスを前線へ送り、攻撃も援護。目立たないが効果的なプレーで屋台骨を支えた。
チームは国内リーグで15位と不振にあえぐが、3季ぶりに出場している欧州CLでは好調だ。ポルトガルが誇る名門ベンフィカの本拠地に乗り込んだこの日、遠く離れたリスボンまでサポーターが大挙しておしかけた。内田はあらためて「ドイツ人は本当にサッカーが好き。僕はそんなリーグでやれているんだな」とうれしく思ったという。
決勝トーナメント1回戦はB組を除く各組2位のどこかと当たる。シャルケはドイツ屈指の強豪だが、実は過去10年で8強入りが一度だけ。今季こそ、と高まるファンの期待を感じ、内田も「せっかくここまで来たので少しでも上にいきたい」と意気込んだ。 (共同)