【東日本大震災】
「よくがんばったね」…声詰まらせ
遺体と対面の家族
2011.3.18 12:29
遺体安置所となっている体育館で遺体と対面する遺族ら=18日午前、宮城県利府町(甘利慈撮影)
東日本大震災の犠牲者の遺体を収容している宮城県利府町の県総合運動公園「グランディ21」で18日、遺族による身元確認と引き渡しが行われた。変わり果てた家族との対面に、多くの遺族が涙で声を詰まらせた。
バスケットコート3つ分ほどのメーンアリーナに安置された遺体は約300体。腐敗を防ぐため、暖房は切られている。棺の数が足りず、白い袋に包まれて床に置かれたままの遺体もある。棺の上には、花束と着衣や所持品などが入ったポリ袋が置かれていた。カーテンで仕切られた奥のスペースでは、警察による検視作業が行われていた。
遺族は棺の小窓を開け、遺体の顔を確認。本人とわかった瞬間、むせび泣いたり、「苦しかったね。よくがんばったね」などと声をかける人もいた。
34歳の1人息子の遺体を確認した無職の女性(64)は「思っていたよりも顔がきれいで、寝ているようだった。今でも眠りから覚めてくれないかと思っている」と涙を流した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110318/dst11031812300046-n1.htm
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