バスの運転手が、30kmの速度超過違反で検挙された。
プライベートな時間に、個人所有の自家用車で違反すれば、単に個人の問題であるが
今回は勤務中、乗客を乗せたバスを運転中に違反を犯したため、
国土交通省と警察庁交通安全委員会が調査を開始した。
運転手は「うっかり速度を出しすぎた」と言い訳したが、
バスには「韓国で最もスピードの速いバス」と書かれたプラカードが貼られていた。
バス会社は、社内規定で運転手を謹慎処分にするどころか
「よくやった。わがバス会社の優秀性を知らしめてくれた」と褒章を与え、
さらには行政処分決定前の運転手を積極的に業務に就かせており
それらはバス会社の取締役会で承認されている。
さて、国土交通省や交通安全委員会は、これを単なるバス運転手一個人の違反ととらえるだろうか?
このような速度違反の助長が日常的な社会では、運転手の過失とみなすだろうし
公共交通の安全性に厳格な社会なら、バス会社にも何らかの処分を与えるだろう。
結局は、その社会の成熟性を表す鏡なのである。