

【ロンドン=共同】サッカーのイングランド・プレミアリーグをクラブ創設132年で初制覇したレスターの本拠地、英国のレスターで監督や選手の巨大な壁画が制作され、話題になっている。主力として優勝に貢献した岡崎慎司選手(30)の肖像もこのほど出来上がった。
手掛けたのはロンドン在住のリチャード・ウィルソンさん(42)。「優勝する前から、レスターの快進撃に感銘を受けていた」ときっかけを語る。スプレーの塗料を使い、写真を見ながら高さ約3.5メートルの壁面に白黒の写実的な肖像画を描く作業は1日半ほどで1人分が完成する。
クラウディオ・ラニエリ監督(64)で始まり、岡崎選手は5人目。引き締まった表情は「普段のシンジはいつも笑顔だけど、集中しているこの顔はいいよね」と作者も納得の仕上がりとなった。ウィルソンさんの本業は配送トラックの運転手。「仕事を長く休めないから」と当初はラニエリ監督だけのつもりだったが、壁画を見た電気店の店長が他の選手も描いてほしいとスポンサーになってくれたという。
計13人を描く予定で完成は6月上旬の見込み。早くも新たな観光名所となりつつあり、既に英国のほか、イタリアやカザフスタンのメディアも取材に訪れたという。ウィルソンさんは「お金をもらって描くのは初めて。レスターの魔法を実感している」と語っている。
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