
初号機の失敗原因の特定と対策を経て、11カ月後に試験2号機を打ち上げ無事成功。
電気信号システムという比較的安心と見られていた部分による失敗に、開発の足元をすくわれた格好のH3ロケットだったが、開発の重点課題だったエンジンシステムは、初号機に続き今回も完全に作動した。
これにより基幹システムはほぼ完成したと言って良いと思う。
H3は宇宙産業に供する汎用ロケットとして開発した。
それは頻繁に打ち上げを可能とする事であり、その為にはテクニカルな部分は最小限にしてルーチンワークで機体製造・打ち上げ準備・打ち上げが出来なくてはならない。
これからは量産化という日本にとっては新たな実用性を確立することになる。
初号機の失敗原因への対策は下記の通り(JAXA報告書より抜粋)
<原因究明作業の流れ>
・第2段エンジンの着火信号の直後、2段推進系コントローラ(PSC2)が電源異常を検知し下流機器への電源供給を遮断。その発生要因として、PSC2の下流機器で過電流が発生したことを特定。再現試験・検証試験結果等から要因の絞り込みと故障シナリオの抽出を進め、最終的に、可能性を否定できない3つの故障シナリオを直接要因として抽出し、検討の網羅性を確認した上で、これら全てに対策を設定。また、3つの故障シナリオについて背後要因を識別し対策を設定。今後のH3ロケットの信頼性向上に資する改善点等も抽出。
<直接要因及び対策>
・以下の3つの故障シナリオのいずれかが直接要因。全てに対策を打つことで再発を防止。
①下流機器(エキサイタ)内部で軽微な短絡、着火信号後に完全に短絡
→【対策】エキサイタ内部の電気部品の「絶縁強化」及び「検査強化」
②エキサイタへの通電で過電流状態が発生 →【対策】エキサイタ内部のトランジスタの「部品選別」
③PSC2・A系内部で過電流が発生しB系に伝搬 →【対策】PSC2の「定電圧ダイオードの削除」
今回の2号機打ち上げ成功のダイジェスト動画をもうJAXAが公開している。
おそらく打ち上げシーンを入れれば完成するように準備してたんだろうなw
だけどBGMなど派手に盛り上げての見せ方は、韓国の方が上手いやww
でも飛行状況の今回のCG解説は、飛行の全体像が分かり易くて良かったと思う。
と出した動画だけど、その後にこのオリジナルを元に作った二次創作動画がでた。こっちの方が盛り上がるので差し替えますw
こういうストーリー性のある見せ方で良いのだよ。まぁJAXAが公式にアニメソングを使うわけにはいかんだろうけどww
JAXA公式、オリジナル動画はこちら
【H3ロケット試験機2号機ダイジェスト映像】
https://www.youtube.com/watch?v=BMzzo-9OtIU&t=1s
【H3ロケット打ち上げ成功シーンに、エヴァBGMを合わせたら感動巨編になった!(゜▽゜)】
