Lucid Fall - 国境の夜 (2007)
お前の肩に手を置くと 照れくさいけれど 時間はただ後ろへと流れていく
時のない場所で 立ち止まっているお前を引き止めて
大きな声も出さずに 語り合っているね
僕たちは背も高くなくて 恥ずかしがり屋で
少し繊細で 小さくてか弱い体をして 負けず嫌いだった子供たちだった
お前と離れる前に 故郷を離れる前に
読書室のドアの隙間に差し込んだ お前の決心
どうすることもできずに ただ見守るしかなかった
皆が等しく無力だった 僕たちの高3という海
一緒に好きだった人 お前は言えなくて 最後まで隠し通して
ようやく 長いこと一緒に悩み続けた あの夜
前へ突き進む僕の現実 まるで戦いのように生きている間も
少しも変わらないお前の顔
立派に大人になって 遠くまで僕に会いに来た
青年になったけれど 僕にとっては 少年である僕の友よ、お前よ
「僕より余裕を持って生きている」と言いながら
いつも僕より先に酒代を払っていた
お前の背中 隠せはしなかっただろう
すべてを捨ててしまうように 僕を訪ねてきたときは
何年ぶりだったか ふたりで 一緒に道を走った夜
星のように瞬いた お前の疲れ果てた孤独と その愛の数々
前へ突き進む僕の現実 まるで戦いのように生きている間も
少しも変わらないお前の顔
立派に大人になって 遠くまで僕に会いに来た
青年になったけれど 僕にとっては 少年である僕の友
少年である僕の友
少年である僕の友
青年になった 僕には少年のままの 友よ