釜山の工業団地で高濃度の放射線…ずさんな管理に広がる不安=韓国
韓国釜山にある工業団地で、自然放射線の40倍に達する高濃度放射線が計測されたことが明らかになった。問題の工場は放射線を使用した非破壊検 査を行っており、その際に遮断装置が正常に動作していなかった可能性が高いと、同国のニュース専門チャンネル、YTNをはじめ複数のメディアが30日に相次いで報じた。
問題の工場付近で計測された放射線量は、1時間当たり10マイクロシーベルトで自然放射線量の40倍、国際放射線防護委員会が危険と定めた基準値0.5マイクロシーベルト毎時の20倍を超えていた。その環境に1日8時間、5日間いた場合の年間被ばく量は20ミリシーベルトという計算になる。
同メディアが疑惑の工場を取材したところ、非破壊検査装置が確認されたが、工場側は「放射線の遮断装置を備えており、問題ない」と強く否定した という。一方で、取材終了後、再度測定した際には放射線量が基準値以下に下がった。YTNが韓国原子力安全委員会に問い合わせたところ、該当地域で非破壊 検査装備を使用しているのは、問題の工場のみだった。