【主張】
尖閣慰霊祭 なぜ日本人を上陸させぬ
2012.8.20 03:20
超党派の「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の山谷えり子会長ら国会議員8人が、尖閣諸島の魚釣島沖の船上で行われた疎開船遭難事件の慰霊祭に地方議員や地元漁民らと出席した。
議員連盟が事前に尖閣の賃借権を持つ国に上陸許可を求めたものの、許可されなかったため、洋上での慰霊祭となった。
尖閣諸島では、終戦間際に石垣島から台湾に向けた疎開船が漂着し、石垣島の住民が食糧難などで死亡している。その戦争犠牲者を慰霊する大切な行事が魚釣島で行えなかったのは残念である。
政府は上陸を許可しない理由を「尖閣諸島を平穏かつ安定的に維持・管理するため」と説明している。だが、魚釣島での慰霊祭がなぜ、安定的な維持管理の妨げになるのか全く分からない。尖閣の領有権を不当に主張する中国への配慮があったとすれば、問題だ。
尖閣は法的にも歴史的にも紛れもない日本固有の領土だ。国会議員も出席する慰霊祭を魚釣島で堂々と行ってもらうべきだった。
尖閣購入を計画している東京都も、購入予定地を調査するために上陸許可申請を出す方針だ。都の上陸も国は許可すべきである。
尖閣を行政区域とする石垣市も、固定資産税評価などを目的として国に何度も上陸許可を申請しているが、認められていない。石垣市への上陸許可については遅きに失しているというほかない。
東京都や石垣市が尖閣で公的な調査を行うことは、そこに日本の主権が及んでいることを海外により明確に示すことにもなる。
慰霊祭出席者の中から、地方議員ら10人が魚釣島に一時、上陸した。国が上陸を許可していれば、何の問題もない行為だった。
中国は、洋上慰霊祭までも「中国の領土主権を損なう行動だ」として、日本側に中止を求めた。不当な要求には抗議すべきだ。
中国では、尖閣に不法上陸した香港の活動家14人が逮捕されたことに抗議する反日デモが拡大している。日の丸が燃やされるなどデモ隊の暴徒化が懸念される。
14人は香港に強制送還されたが、それで問題は終わらない。
野田佳彦政権はなぜ、厳正な刑事手続きを踏まず、逮捕した14人を強制送還したのかを、国民に改めて詳しく説明する必要がある。活動家の行動を写したビデオの公開も重ねて求めたい。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120820/stt12082003210000-n1.htm
上陸した議員たちもはしゃぎすぎ
日本の島に上陸しただけだから
マスコミもおおげさ