
三菱UFJフィナンシャル・グループの三菱UFJリースは、航空機リース世界大手のジャクソン・スクエア・エビエーション(JSA)を買収する方向で交渉に入った。買収額は数百億円規模とみられる。買収で需要が伸びる航空機リースの拡大を狙う。
JSAはアメリカ・サンフランシスコを本拠地とする、航空機リースの大手。数十機の航空機を保守・管理し、機材の管理ノウハウを持つ。エミレーツ航空やエールフランス航空にボーイング777-300ER型機を貸し出しているほか、顧客の中には日本航空もある。三菱UFJはJSAに出資しているアメリカの投資ファンドなどと株式を買い取る方向で交渉を始めた。
格安航空会社(LCC)の登場で、世界的に旅客需要が伸びており、航空機リースを巡るM&A(合併・買収)が活発化している。世界の旅客機は2030年をめどに現在の約2倍に増える見通しだ。日本企業ではオリックスグループが世界で航空機リース事業を展開しているほか、6月には三井住友フィナンシャルグループと住友商事が共同でイギリス大手の銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)から航空機リース事業を買収した。
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/ma.aspx?g=DGXNASGC14007_14082012EB2000