島ではないのに島?
中国「離於島は中国領」と掲載・削除を繰り返すのはなぜ?(1)
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光復節(解放記念日)の15日夜11時、外交部の当局者に緊急連絡が入った。中国国家海洋局傘下の機構である海洋新式網(情報サイト)が“離於島(イオド、波浪島とも)は中国領”と主張する文を削除し、修正版を掲載したという。修正版は「蘇岩礁(離於島の中国表記)は韓中の200海里経済水域が重なる地域にある。帰属問題は両国間の交渉を通じ、解決する必要がある」という内容だ。
2007年12月にサイトに掲載した掲載文「離於島は中国領」が2008月8月7日に韓国のマスメディアに捉えられ、韓国政府の抗議を受けて13日に削除、14日に再び掲載し、再び抗議を受けて15日に削除している。なぜこのように掲載と削除を繰り返しているのだろうか。政府当局は中国の措置の過程を次のように把握している。8月8日に初めて報道が流れ、外交部は中国外交部と国家海洋局に抗議した。
13日の該当文は削除されたが、これについて中国内部で反発が起きた。韓国外交部の当局者は「抗議を受けて国家海洋局が修正案を作り、中国外交部に送り「離於島は中国領」という文も削除した。外交部が中国の立場が最終決定されなかったにもかかわらず、なぜ削除するのかと制約を加えたようだ」と話している。14日、この文は再びサイトに掲載された。これに韓国政府は大使館を通じ、直ちに抗議して説明を要求した。しかし中国側は15日午後まで回答がなかった。そしてこの日の夜遅くに、文を削除し、修正版としたのだ。
外交部多者外交条約室のパク・チョルジュ国際法規課長は「胡錦濤中国国家主席の訪韓を控え、この問題が懸案になるのを中国側が敬遠しており、内部の少数意見に従って、強硬対応しても負担になると判断したようだ」と分析している。つまり、首脳会談を控え、中国が退いたという解釈だ。また別の当局者は「胡錦涛中国国家主席の訪韓まで離於島問題が解決しなければ、首脳会談で懸案問題となり、波紋が拡大しただろう」と話している。
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離於島は島ではない。済州道(チェジュド)や馬羅島(マラド)から149キロ、最も近い中国の童島から直線距離で247キロ離れている水中暗礁だ。24時間、水の中につかっている。最も浅い所が海水面下4.6メートルの地点であり、水深40メートルを基準に南北600メートル、東西750メートルの大きさだ。10メートル以上の波が打ち寄せるときに姿を見せ、普段は島を見ることができないということを意味する。
韓国は1951年、離於島を本格的に探査した。韓国山岳会と海軍が共同で岩を確認し、「大韓民国領土離於島」と彫られた銅版碑を建てた。そして海運港湾庁が1987年に浮漂を設置した。2003年には岩盤上の海水面から高さ36メートルの地点に海洋科学基地を建設し、無人基地の形態で管理してきている。
韓国と歴史的に関係があり、韓国が実効的にも支配しているこの島に、中国がこの領土を欲しがるのは離於島の位置と潜在力のためだ。揚子江入口をにらむ離於島は中国の立場からすると、海の要衝地となっている。周辺海域には天然ガスと原油が埋蔵されていると推定されている。高級魚の種類も豊富だ。
軍事的な側面においてはとても敏感になっている。空軍の関係者は「離於島に高性能レーダーを設置すれば、中国軍艦の動き、空軍機の離着陸を観測できる」と話している。また空軍の関係者は「鬱陵島(ウルルンド)のレーダーが韓半島内の陸地のレーダーに比べ、日本の軍事活動をより観測できるのと同じ論理だ」とし「中国はこのような要素まで考慮して対応しているのだろう」と述べている。一般水準のミサイルで離於島から上海にかけて迎撃することができる。
それでも中国当局はこの問題に敏感な態度を見せてはいないというのが当局の説明だ。外交部のパク課長は「過去13回にわたり行った両国海洋境界会談でも離於島は会談議題の2%程度にすぎなかった」とし「両国は離於島が領土議論の対象でないという点を2006年に合意した」と話している。島とは異なり、水中の暗礁は国際法上、領土ではないからだ。韓中200海里水域が重なる海域に離於島があるため、これをどのように扱い、海上警戒を確定していくかという問題にすぎないというにもかかわらず、合意したという。
そのため、中国がサイトの文を削除したのは領土にするという野心はなく、合意に従っていることを示しているというのだ。
しかし韓国が離於島に海上科学基地を運営するなど実効的な支配をしており、中国が領土問題を主張すれば国際法的に問題が多いため、“静かな外交”で十分に対応していくことができるという立場だ。
しかし静かな外交が独島の事態のように誤った信号を送り、状況を悪化させることがあるという指摘もある。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の際、安保首席秘書官を担当していた徐柱錫(ソ・ジュソク)国防研究院責任研究委員は「中国の動きの背景には領土にしようとする野心がある」と話す。外交部の別の当局者は「離於島問題は露骨化する中国の強権外交の一面」とし「このような傾向は五輪が終わった後も深刻化するだろう」と語った。
韓中の合意とは異なる内容をサイトに掲載し、8カ月もの間、知らぬふりをしたうえ、文を削除する過程において中国外交部が「立場の整理ができていなかった」とし、制約を加えた点などが領土にしようとしているのではないかと疑わせる。こうした中で“静かな外交”にだけ集中するのは望ましくなく、強硬な対応が必要だということをこの場を借りて言いたい。
・・・日本海の名称を「東海」に変えた時点で、東シナ海(中国語表記では「東海」)とつながり、朝鮮半島は、中国領ということになっても不自然ではないwww