「日本村」推進のナメ(南海)郡、反日感情の高まりで「困惑」(2012年8月27日12面)
冷え切った韓日関係の「飛び火」が、慶尚南道ナメ郡の「日本村」造成事業にも及んでいる。国民の反日感情が高まるにつれ、ナメ郡の「日本村」造成事業に対するネットユーザーによる非難の書き込みが殺到している。
ナメ郡によると近頃、韓日関係が急激に悪化し、ナメ郡庁のホームページの自由掲示板には、「日本村」の造成事業に反対したり非難するネットユーザーの抗議の書き込みが1,000件近くにもなっている。
ネッ トユーザーは「日本は反省もせず、竹島(韓国名・トクト/独島)を自分の領土だと言い張り、慰安婦問題もウソだと横車を押している。こんな状況で、どうし てナメに『日本村』を作らねばならないのか」と、強く反対している。また「国民が苦労して納めた税金をつかって何をしているのか。国民の血税をそんなこと に使うな」などと、非難の書き込みが相次いでいる。
ナメ郡は、ネットユーザーの相次ぐ抗議文に戸惑いながらも、この事業の本来の趣旨を伝えることに力を注いでいる。
郡の関係者は「ナメ郡をPRする良い観光資源となる『ドイツ村』や『アメリカ村』のように、単に日本人のための空間ではなく在日韓国人の帰郷村を造成しようという事業であり、最近、日本の言動に感情を害した一部ネットユーザーの誤解だ」と説明する。
ネットユーザーの抗議文は、クァンボクジョル(光復節=日本からの解放を祝う日・8月15日)前後は、1日約100件に上っていたが、その後は少しずつ減っている。郡の関係者は「『日本村』の本来の趣旨がネットユーザーの間に徐々に知られるようになり、一方的な非難や抗議文はだんだん減っているようだ」と述べる。
一 方、ナメ郡は風光明媚なチャンソン(昌善)面チンドン(鎮洞)里付近の15万7,100㎡に、事業費460億ウォンを投入して日本式住宅50棟や飲食・宿 泊体験館、同胞記念館などを建てる『日本村』の造成計画を先ごろ発表した。すでにナメ出身者などの在日韓国人67人が『日本村』への入居を申し込んでい る。