[中央日報/中央日報日本語版]
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コビルカ米スタンフォード大教授と3年間共同研究をした漢陽大のチェ・ピルソク教授(写真=漢陽大)。
◆漢陽大ナノ生命工学科のチェ・ピルソク教授 「他の人がしていないことを研究し、不可能だという考えを捨てて最後まで遣り通す。実験の現場を守る。弟子の利益を先に考える」。
漢陽大ナノ生命工学科のチェ・ピルソク教授(39)が記憶する今年のノーベル化学賞共同受賞者ブライアン・コビルカ教授(57、米スタンフォード大医大)の研究姿勢だ。
チェ教授は06年3月から昨年2月までウィスコンシン大でポストドクターとしてコビルカ教授と共同研究をした。その3年間、チェ教授はコビルカ教授の共著者としてネイチャーに今回のノーベル賞受賞業績に関する論文5件を発表し、特許も2件出願した。
--コビルカ教授はどういう人物か。
「執念の科学者だ。Gたんぱく質共役受容体の結晶を得て構造を明らかにするまで約3年ほどがかかった。それほどの時間を投資して成果が出なければ他のテーマに変えるものだが、コビルカ教授はあきらめなかった。今でも大学院生ら研究チームと一緒に実験室にいる。弟子の利益を優先する科学者として評判がよい」
--どういう経緯で共同研究をすることになったのか。
「Gたんぱく質共役受容体の結晶構造を明らかにするには、まず細胞膜から取り出したその受容体が水に溶けた後、結晶が作られるまで待つことになる。必要な1カ月間、その構造は保全されなければならない。私が開発した物質がその役割をする。ウィスコンシン大の私の指導教授がコビルカ教授を紹介し、コビルカ教授に私がその物質を大量に合成して供給した」
チェ教授は「韓国の国家研究費支援規模もかなり増え、こうした研究ができる条件もある程度整っている」とし「優秀な人材を育てて研究費を支援すれば、ノーベル化学賞を受賞するレベルの研究成果も出てくるだろう」と展望した。 ◆アン・スンゴル-キム・ジヒ博士夫婦
米デューク大医大研究教授のアン・スンゴル博士(44)と研究員のキム・ジヒ博士(44)夫婦は10日(現地時間)、お祝いの電話を受けるのに忙しかった。博士課程の指導教授として今も一緒に研究しているロバート・レフコビッツ教授(69、デューク大医大)が今年ノーベル化学賞共同受賞者に選ばれたからだ。
アン教授夫婦は過去15年間、レフコビッツ教授研究チームで一緒にしてきた。夫のアン教授はソウル大分子生物学科で修士課程を終え、96年にデューク大博士課程に入学した。レフコビッツ教授の指導で02年に細胞受容体の作用をテーマに博士学位を取得した。
レフコビッツ教授は「Gたんぱく質共役受容体の内部作用究明に対する医学的貢献」が評価され、ノーベル賞を受賞した。アン教授は博士学位取得後、レフコビッツ教授チームで研究教授を務めている。梨花女子大生物教育学科を卒業した夫人のキム教授もソウル大分子生物学科で修士、博士学位を取得した後、米国に渡り、夫と一緒にレフコビッツ教授チームの研究員として活躍している。
レフコビッツ教授のノーベル賞受賞にはアン教授が少なからず寄与をしたという評価が出ている。しかしアン教授は中央日報との電話インタビューで、「レフコビッツ教授の研究チーム員は200人ほどいる。私はその中の1人にすぎない」とし「大きな寄与をしたわけではない」と語った。
現在、新薬の開発を担当しているアン教授は「たった今ノーベル賞を祝うレセプションが終わって戻ってきた」とし「ノーベル賞の受賞が研究の終わりではない。レフコビッツ教授をはじめ、私たちのチームは今後も研究に力を注ぐ」と述べた。アン教授はレフコビッツ教授について「情熱、集中、基礎科学を強調する大学者」と述べた。 懲りないねぇw