37地下鉄駅でラドン濃度を特別管理 /ソウル
ソウル市が、光化門など37の地下鉄駅で放射性ガス「ラドン」の濃度を特別管理する方針を固めた。濃度は基準値を下回っており危険性はないが、乗客の不安を解消する目的で実施する。ラドンは主に花こう岩に含まれるラジウムが核分裂することで発生する無色無臭の気体で、肺がんなどの原因になるとされている。
特別管理の対象駅は、花こう岩の多いエリアを通過する駅、地下深くにあるため空気より重いラドンがたまりやすい駅などで、地下鉄1-4号線が17駅、5-8号線が20駅。1日3-13時間としている換気時間を15時間以上に延ばすほか、地下水からのラドン流入を防ぐため、集水井にふたを設置する。
ソウル市保健環境研究院は今年9月、地下鉄ホームへのスクリーンドア設置後、地下鉄車両内のラドン平均濃度が1立方メートル当たり20.1ベクレルから30.8ベクレルに上昇したと指摘した。これに対し、ソウル大学原子核工学科の徐鈞烈(ソ・ギュンリョル)教授は「30ベクレルは一般のビルの地下でも計測される水準だ」と指摘している。一方、スクリーンドアの設置により、地下鉄駅構内の大気の質は一部向上した。
イ・ジェジュン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
