(朝鮮日報日本語版) 「1年に10センチ身長が伸びる」 誇大広告で被害相次ぐ
朝鮮日報日本語版 10月30日(火)9時34分配信
2人の子どもの身長が低いことに悩んでいた主婦キム・ミンジンさん(37)=仮名=はある日、一つの広告を目にした。有名な製薬会社が販売している薬を
飲むと、身長が1年間に10センチ伸びるという内容だった。キムさんは子どもたちに飲ませるため、1080万ウォン(約78万円)を支払い、1年分の薬を
購入した。ところが効果は全くなかった。薬を飲ませるようになって6カ月がたっても、子どもたちの身長は1センチも伸びなかった。その上、代金の払い戻し
を求めても、薬をすでに半分以上飲んだとの理由で拒否された。
「背が高くなる」として販売されている「成長剤」には効果がほとんどない上、価格が最大50倍まで高騰していることが分かった。公正取引委員会(公取
委)は29日「成長剤をめぐる苦情が相次いでおり、不当な広告か否かについて調査を行っている」として、消費者に注意を促した。公取委によると、いわゆる
「成長剤」は、ビタミンなどの成分が含まれた単なる健康補助食品にすぎないという。人体に有害なわけではないが、だからといって身長を伸ばすこともない。
健康食品販売業者はこの製品を中小企業から仕入れた上で、有名な製薬会社に金を支払って名前を借り、あたかもその製薬会社の製品であるかのような広告を
出し販売している。有名な製薬会社の製品に見せ掛けた成長剤の価格は、仕入れ値の数倍から、最大50倍まで跳ね上がった。
公取委は「通常は3カ月分40万ウォン(約2万9000円)で販売されているが、300万-400万ウォン(約22万-29万円)以上で売られている
ケースもある」と説明した。また、インターネットで30万ウォン(約2万2000円)で販売されている製品を、販売員にだまされ308万ウォン(約23万
円)で購入したケースもあった。
被害者は消費者相談センターや食品医薬品安全庁の総合相談センターに相談するか、韓国消費者院に必要書類を提出し、救済を求めることができる。
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最終更新:10月30日(火)9時34分
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