第三極、「安倍政権」に照準 討論会で次の枠組み意識
11党の党首が臨んだ日本記者クラブ主催の討論会では、自民党の安倍晋三総裁を中心に議論が進んだ。「衆院選では自民党が第1党で、安倍政権になる」との見通しを前提に、新たな第三極党首が選挙戦略を組み立てる事情が鮮明になった。政策の論点は経済政策、外交・安全保障から原発を巡るエネ ルギー、消費税、環太平洋経済連携協定(TPP)まで多岐にわたり、「郵政民営化」「政権交代」に集中した前2回のように単一の争点ではない事情も明確になった。
各党の党首が「この党の党首に聞きたい」としたセッションでは、安倍氏が「政権与党でもないのに、次々と質問をいただいて……」とまんざら でもない様子をみせた。日本維新の会の石原慎太郎代表は「おそらく第1党になり、首班指名を受けるであろう安倍さんに聞きたい」。石原氏だけでなく、みん なの党の渡辺喜美代表、日本未来の党の嘉田由紀子代表も安倍氏に質問した。「新・第三極」の照準は安倍氏に向けられている。
現職の首相である野田佳彦民主党代表には、衆院選後の与党を狙う安倍氏と公明党の山口那津男代表、それに伝統的な野党の志位和夫共産党委員長が質問しただけ。民主党は野田氏と安倍氏の対決構図をつくって「党首力」をクローズアップさせ、選挙戦を優位に進めたい思惑だが他党、とりわけ新たに登場した第三極党首は野田氏を意識していない。「政権を担う可能性がある二大政党党首の対決」とは、もはや各党は思っていない。民主党の思惑通りに進みそう もない。
共産党を除く10党党首はすべて、与党を経験した事情も「民自2党だけが政権を担うわけではない」との思いにつながる。「私が閣僚の時……」と話した党首が多いように、11人のうち8人は閣僚を経験している。
討論会に初登場した石原氏は、予算制度や沖縄県の尖閣諸島問題で持論を展開。政権枠組みでは、自民党との連立を考えているのか、との質問に「全然、違う」。「私は公明党という政党はあんまり評価していない。その公明党と協力する自民党には期待できない」と断言した。維新は大阪を中心に、公明党と密接な選挙協力をしているにもかかわらずだ。
衆院選の公示を前に、すでに「安倍政権」が前提となっている様相だが、選挙の状況はちょっとした発言や風向きで大きく変わる。政権の枠組み論もまた、選挙戦につれて変動する。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK3002U_Q2A131C1000000/?dg=1
石原さんもボケちゃったのかな。
旧民主党の公約そのままの嘉田新党といいちょっと期待できそうにない。
やはり自民党の大勝になりそうだ。