航空各社がウォン高歓迎、為替差益で恩恵
韓国の航空各社は燃料価格の上昇で営業利益が減少したものの、ウォン高で1年ぶりに黒字転換を果たしたことが分かった。航空業界はドル建ての負債が多いため、ウォン高が進むほど為替差益が生まれる構造になっているためだ。
航空各社がこのほど発表した2012年12月期の決算速報によると、大韓航空の昨年の営業利益は前期比30%減の3224億ウォン(約277億円)。アシアナ航空の営業利益も49.9%減の1794億ウォン(約154億円)にとどまった。
しかし、純利益は大韓航空が2564億ウォン(約220億円)、アシアナ航空が625億ウォン(約54億円)でそれぞれ黒字転換を果たした。前期は営業利益が好調だったにもかかわらず、純利益は大韓航空が1998億ウォン(約172億円)、アシアナ航空が299億ウォン(約26億円)の赤字だった。
2011年末のウォン相場は1ドル=1150ウォンだったが、昨年末には1070ウォンまでウォン高が進んだ。大韓航空の外貨建て債務(昨年末現在)は約74億ドル(約6900億円)で、ウォン相場が10ウォン上昇すると740億ウォン(約64億円)の為替差益が生じる。同様に外貨建て債務が12億ドル(約1120億円)あるアシアナ航空も120億ウォン(約10億円)の為替差益を得る。
アシアナ航空関係者は「為替のおかげで昨年第4四半期(10-12月)だけで1000億ウォン(約86億円)の為替差益を得た」と話した。
辛殷珍(シン・ウンジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/13/2013021300564.html
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