今晩のNY株の読み筋=焦点は日経平均急落よりFRB出口戦略
2013/05/30 19:15
日経平均株価は30日、前日比737円安(5.2%)安の1万3589円で終了。1000円を超す大幅安となった23日に迫る下落となった。きょうの米国株は日経平均や全面安のアジア株、渋い展開で始まった欧州株の流れから寄り付きは軟調となる可能性は高い。ただ、米国株に影響はしても、この下落が極端な売りを誘発することなさそうだ。この1週間を見ても日本株は乱高下を繰り返したが、23日ですら米国株は0.1%安。日本と米国の相関性は低く、それほど警戒する必要はないだろう。
<23日以降の日米騰落率比較>
23日
日経平均 -7.3%、ダウ -0.1%
24日
日経平均 +0.9%、ダウ +0.1%
27日
日経平均 -3.2%、ダウ 休場
28日
日経平均 +1.2%、ダウ +0.7%
29日
日経平均 +0.1%、ダウ -0.7%
30日
日経平均 -5.2%、ダウ ?
焦点は米国債市場で利回りが急上昇していることから分かる通り、FRB(米連邦準備制度理事会)の出口戦略以外にない。米10年債利回りは2.1%台まで上昇したが、出口政策開始は近いとの見方が背景にある。特に米雇用統計を来週に控え新規失業保険申請件数の結果に対しては過敏になりそうで、市場予想34.0万件から大きく上下に振れた場合は注意したい。
米経済指標は新規失業保険申請件数、4月中古住宅販売成約、1-3月GDP(国内総生産)改定値。(宮尾克弥)
(日付は現地時間)
提供:モーニングスター社