参院選:株価暴落など逆風相次ぐ安倍政権
「アベノミクス(安倍首相の経済政策)が国民を不安に陥れている。金利と物価ば かりが上昇し、国債を暴落させる恐れがある」
日本の野党第1党、民主党がアベノミクスへの攻勢を強めている。民主党の海江田代表は3日の会見で「株価が高騰すれば自らの功績と主張し、暴落すれば沈黙する安倍首相は卑怯だ」と非難した。
野党はこれまでアベノミクスの効果として、円安と株価の上昇が続いたことから、安倍内閣に対してこれといった非難ができない状況だった。ところが最近、日 本の株価が連日のように暴落していることで状況が変わった。民主党は「アベノミクスは失敗した」と主張し、これを7月21日に予定されている参議院選挙の 最大の争点とする構えだ。
金融緩和により住宅をはじめ個人消費の拡大を進めるアベノミクスは、長期金利と輸入物価の双方の 上昇という副作用に直面している。4月初めの時点で年0.315%まで下落していた長期金利は、一時1%にまで一気に上昇するなど不安定な状況が続いてい る。また、円安が続いたことによる輸入物価の上昇も本格化している。
米国のアップル社は先日、iPadの日本での販売価格を最大で1万3000円にまで引き上げた。パンやガソリン、ノートパソコンなどの価格も上昇の兆しが見え始めている。
株価の暴落による個人投資家の不満も高まっている。信用取引で株を売買していた投資家の間では、株価下落の影響で証券会社から追加の担保が求められるケースも増えている。安倍内閣の支持率は4月の時点で一時70%にまで上昇したが、株価暴落後は60%台にまで低下した。
少数野党も与党・自民党への攻撃に力を入れている。生活の党や社民党などはアベノミクスへの批判に加え、消費税引き上げの撤回も主張している。自民党と民 主党は来年4月から消費税を今の5%から8%に引き上げることですでに合意しており、少数野党が激しく反発しているというわけだ。
安倍内閣と自民党は突然の状況の変化に動揺を隠せない。菅義秀官房長官は4日の会見で「参議院で政権与党が過半数の議席を確保できなければ、経済政策の運営が難しくなる」と発言した。
政府はこれまで選挙での圧勝に自信を持っていたが、今やアベノミクスが成果を出すために自民党を支持してほしい、と泣きながら訴える低姿勢に転換したよう だ。参議院選挙までに金融市場がどう転ぶかは誰も予測できない。政府と日本銀行は金利を引き下げ、円安誘導のための大幅な金融緩和に乗り出しているが、日 本の金融市場は米国など海外の経済状況により敏感に反応している。
専門家は米国の景気指標が悪化した場合、再び円高に転じて株価も下落すると予想している。
東京= 車学峰(チャ・ハクポン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
米国の景気指標が悪化した場合、
真っ先に、しんじゃうのは韓国だぞw