世界遺産の周辺高台はカンボジア領 タイとの国境紛争で 国際司法裁
【タイ、カンボジア】国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)は11日、カンボジアの世界遺産プレアビヒア寺院遺跡の周辺のタイとカンボジアが領有権を争っている地域の帰属に関する裁判で、プレアビヒアがある高台一帯をカンボジア領とする判決を下した。
紛争地域のそれ以外の部分については判断を示さなかった。また、両国は国際社会と協力して世界遺産を保護する義務があると指摘した。
タイは今回の判決を受け、高台一帯からの兵員、警官の撤退を迫られる。
タイのスラポン副首相兼外相は判決について、カンボジア領とされたのは紛争地域のごく一部だとした上で、タイ、カンボジアの双方が判決に満足していると述べた。カンボジアのハオ・ナムホン副首相兼外相も満足感を示し、具体的な国境の画定に向け、2国間協議を進める考えを明らかにした。
プレアビヒアはクメール王国が9―11世紀に建立したとされる山上遺跡。寺院本体については1962年に国際司法裁がカンボジア領とする判決を下したが、周辺地域の領有権については判断を示さず、紛争の火種が残った。
紛争激化を受け、カンボジアは同年4月、国際司法裁にプレアビヒア周辺の国境未画定地域の領有権に関する判断を求めた。
タイでは同年7月に行われた総選挙で、カンボジアのフン・セン首相と個人的に親しいタクシン元タイ首相の政党が政権に復帰。タクシン氏の妹のインラク氏が首相に就任し、両国関係は急速に雪解けに向かった。
詐欺国チョンよ 国際司法裁判所に出てこいや