旅客船沈没:事故当時、管制は行われていなかった!?
検察、珍島VTSセンター長ら13人起訴
旅客船「セウォル号」沈没事故が発生してからの10分間、珍島海上交通管制センター(VTS)は、セウォル号が航行していた海域の管制業務を全く行っていなかったことが、検察の捜査で明らかになった。検察によると、珍島VTSは管制区域を沿岸の「1セクター」と沖合の「2セクター」に分け、それぞれ1人の管制官が勤務する「区域責任管制」という体制を取っているという。
だが珍島VTSは夜間勤務の際、1人だけで全ての管制業務を担当しており、しかもセウォル号沈没事故が発生した当初には、現場海域の管制を全く行っていなかったことが分かった。
光州地検の海洋警察担当捜査班(ユン・デジン班長)は21日、珍島VTSのL管制官(C班)が、4月16日午前8時15分から、1セクターと2セクターの両区域を1人で担当していた上、8時50分以降には引き継ぎや書類決裁の準備のため管制業務を行っていなかった、と発表した。また、8時45分から9時までの間、一緒に勤務していたI管制官(A班)は1セクターだけを監視し、2セクター担当のJ管制官(A班)は勤務日誌の作成などほかの業務を行っていたため、2セクターの管制を行っていなかったという。2セクターは当時、セウォル号が航行していた海域だ。
検察は「結局、8時50分から9時までの間、セウォル号が航行していた2セクターについては、実質的に管制が全く行われていなかったことになる。正常な管制業務が行われていれば、海洋警察が事故発生の連絡を受けた8時58分よりも、少なくとも5- 10分前に状況を察知し、『ゴールデンタイム』をより多く確保して、多くの人命を救助できたはずだ」と説明した。
検察はこの日、セウォル号沈没事故発生当時に十分な管制業務を行わなかった上、交信日誌を改ざんした容疑などで、珍島VTSのセンター長と管制官ら13人全員を起訴した。
光州=金性鉉(キム・ソンヒョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/22/2014072201060.html
次々出てきますね。