15537 無策と沈黙のツケ― 米議会、対日非難決議を...[李承晩]
のスレには日本人として慰安婦問題を考えなければならないときの
問題点がすべてでているように思う。
ある意味、慰安婦をめぐる攻防は戦前そっくりで負け戦だ。
日米不和から太平洋戦争にいたる因にはいくつもある。
遠因は日系移民をめぐっての軋轢であるが、それよりも大きな因は
ソ連による米国内でのコミンテルン活動と中国国民党政府による
日本非難の議会ロビー活動だった。
その象徴的なものは蒋介石夫人宋美齢による米議会演説だろう。
日本は米国内で悪化する対日イメージを防ぐ積極策を講じなかった。
というよりもうまく対応できず弥縫策に終始した。
そのため当初は日本寄りだった議員まで中国を支持するようになり
日米交渉で根回しをしてくれる議会有力者の味方を欠いてしまった。
国際連盟の要職を務めた新渡戸稲造の自伝を読めば、当時の状況が
よくわかる。
日本を弁護する彼の主張をいかにアメリカの有識者たちが疑念の
面持ちで聞き、日本に対する固定観念に捉えられて日中軋轢の経緯と
事実を正直に説く彼の弁明を素直に受け入れてくれようとしないかを慨嘆している。
時代は下ったが、外交のスタイルは日本は変わらない。
無策と沈黙だ。
「やんぬるかな」とならぬことを祈るしかないのがもどかしい。
害無省、仕事せんかい!