習主席、対日演説せず=「抗日戦勝記念日」―関係改善にらみ配慮か・中国
時事通信 9月3日(水)11時32分配信
【北京時事】中国で「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利69年」を迎えた3日午前、北京市郊外・盧溝橋にある「中国人民抗日戦争記念館」で大規模な記念式典が開かれた。習近平国家主席や李克強首相ら最高指導部・共産党政治局常務委員7人全員が出席したが、習氏の演説はなく、黙とうや献花などを行った後、約10分間で終了した。習主席が大規模な式典で演説しないのは異例。
中国指導部が今年2月末、国家法定の記念日として9月3日を「抗日戦勝記念日」に制定して以降、初の記念式典となった。習主席が演説し、安倍晋三首相の歴史認識問題などを批判するのではないかとの見方もあったが、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて安倍首相との会談の可能性を探る中、日本批判を避ける配慮を示し、安倍政権に対日関係改善に前向きなメッセージを送った可能性もある。