旅客機の胴体作る新炉公開
「川崎重工業」は、アメリカ・ボーイング社の中型旅客機「787型機」の量産に対応するため、世界最大級の炉を製造し、12日、兵庫県播磨町の工場で報道陣に公開しました。
川崎重工業はボーイング社から炭素繊維を使った787型機の胴体の一部の製造を受注し、愛知県の工場で製造しています。
公開されたのは、炭素繊維の材料を高温で焼き上げる炉で、直径9メートル、全長が30メートルあり、こうした設備としては世界最大級だということです。
ボーイング社は今より胴体部分が大きく300人あまりが搭乗できる新たな787型機を量産する予定で、川崎重工業では愛知県の工場に新しい炉を移して量産に対応する方針です。
川崎重工業・787生産技術部の酒井昭仁部長は「この炉で、強度にムラのない高品質な製品を作り上げることが出来る。この炉を使ってできた旅客機が世界各地を飛び回る日が待ち遠しい」と話していました。
航空機産業は世界的に需要が拡大しており、日本のメーカーの間でも事業の拡大を目指して積極的に設備投資に乗り出す動きが相次いでいます。
09月12日 18時57分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024436291.html?t=1410530375490
ボーイング787向け世界最大級のオートクレーブが完成
2014年09月12日

川崎重工は、ボーイング社の最新鋭旅客機「787ドリームライナー(以下、ボーイング787)」の増産に対応するため、世界最大級のオートクレーブ(複合材硬化炉)を播磨工場(兵庫県播磨町)にて完成し、本日、航空機製品の生産・組立工場である名古屋第一工場(愛知県弥富市)に向けて出荷します。本設備は、今年度末に竣工予定の名古屋第一工場の新工場に2号炉として導入されます。
今回完成したオートクレーブは、直径9m、全長30m、総重量920tの世界最大級で、当社グループの川崎エンジニアリング株式会社(兵庫県神戸市)が設計を取りまとめ、当社が組立・製作したものです。当社は、ボーイング787の生産において前部胴体、主脚格納部、主翼固定後縁を担当しています。本設備は、前部胴体の生産に用いられ、複合材を積層した一体成形の前部胴体を高温高圧で焼き固めることで、強度にムラができないよう均一に硬化することができ、高品質な製品を安定的に生産することができます。
当社は、ボーイング787向け製品の工場(名古屋第一工場北工場)を2006年7月に、また増産用工場(同南工場)を2010年3月に竣工して生産を進めています。現在建設中の新工場では、さらなる増産および派生型機「787-10型」の生産開始に向け、生産能力の増強を行います。
当社は、2007年に「787-8型」の前部胴体を初出荷し、その後も順調に生産を継続しています。当社はボーイング787の生産能力を増強するとともに、高品質の製品提供を通じて本プロジェクトに貢献し、さらには民間航空機事業の拡大を目指していきます。
http://www.khi.co.jp/news/detail/20140912_1.html
心神の機体もこれで一体成型して (^ω^)