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英EU離脱で「英連邦」が超巨大経済圏として出現する

ダイヤモンド・オンライン 6月21日(火)8時0分配信

英EU離脱で「英連邦」が超巨大経済圏として出現する

英国のEU離脱問題は、キャメロン首相(右)に対してボリス・ジョンソン前ロンドン市長が仕掛けた「権力闘争」の側面もある Photo:Guy Bell/Camera Press/Aflo


 英国の「EU離脱」の是非を決める「国民投票」が23日に実施される。当初、「EU残留派(以下「残留派」)」が有利と見られていたが、予想に反して 「EU離脱派(以下「離脱派」)」への支持が大幅に伸びた。各種世論調査では、離脱支持が残留支持をわずかに上回るようになった。残留派・離脱派の対立は 過熱し、遂に残留派である労働党の女性下院議員ジョー・コックス氏が、「ブリテン・ファースト! 」と叫ぶ、離脱派とみられる男に銃で撃たれ、死亡する事 件が起こってしまった。

● 前ロンドン市長がキャメロン首相に挑んだ 「権力闘争」としてのEU離脱

 離脱派への支持が大幅に伸びた要因は、保守党下院議員で、前ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏がEU離脱への支持を表明し、離脱派のキャンペーンの中 心となったからだろう。ジョンソン氏は、ボサボザのブロンドのヘア・スタイルと聴衆の心を掴む巧みな演説で英国屈指の人気政治家であり、デイビッド・キャ メロン首相のライバルとして、次期首相候補とも呼ばれてきた。

 最近までロンドン市長を務めてきたジョンソン氏は、世界中の企業をロンドンに誘致することに取り組んできた(本連載第71回・P.5)。規制緩和や構造 改革に熱心とみられたジョンソン氏が突如離脱派への支持を表明したことは、英国内に強烈なインパクトを与えた。与党保守党内からは、閣僚からも離脱派が多 数出て、残留派のキャメロン首相・オズボーン財務相らと対立し、分裂状態となった。現在では、330人の保守党下院議員のうち、100人余りが離脱支持者 だと言われている。

 英国のEU離脱は、日本では世界経済への影響という観点から論じられることがほとんどだ。だが、これには英国首相の座を巡る権力闘争という側面がある。 キャメロン首相は、2015年5月の総選挙で勝利を収め、さらに2020年まで5年間の首相任期を手に入れた。2014年にスコットランド独立の是非を問 う住民投票を勝ち抜いた(第90回)。財政再建・構造改革を軌道に乗せた経済財政政策へも高い評価を得た(第131回)。そして、イングランド独立党など ナショナリズムの台頭をも抑えたことで、キャメロン首相の権力は盤石となったように思えた(第106回)。

 また、キャメロン首相の相棒として、財政再建を軌道に乗せたジョージ・オズボーン財務相の評価も高まった。オズボーン財務相は中国との経済関係強化も主導し、「事実上の外務相」とも呼ばれるようになり、首相の後継者として一番手と認識されるようになった。


● ジョンソン氏はただのポピュリストではなく 優れた実務家であり現実主義者

 一方、ロンドン市長としてオリンピックを成功させたジョンソン氏は、2015年5月の総選挙までは、有力な首相の後継者と見られてきた。総選挙の直前ま で、キャメロン政権の支持率が低迷したこともあり、ジョンソン氏がロンドン市長退任後、保守党党首・首相となることは、近い将来のことと考えられていた。 しかし、総選挙の勝利でキャメロン首相・オズボーン財務相が権力基盤を盤石にしていくことになり、ジョンソン氏は次第に存在感を失い始めた。

 勢いに乗ったキャメロン首相・オズボーン財務相は、今年2月のEU首脳会議で移民急増に対応して緊急措置をとったり、各国がEU法案の撤回を求めたりす ることができるといった、EU改革案を引き出した。キャメロン首相は「英国はEUのなかで特別な地位を勝ち取った」と自信満々で6月23日の国民投票に臨 むつもりであった。

 この状況を、ジョンソン氏がおもしろくないと感じたことは、想像に難くない。そもそも、英国政治では世代交代が頻繁に起こり、若手の指導者が登場する (前連載第55回)。5年も待っていたら、キャメロン・オズボーンどころか、さらに若い世代の政治家から突き上げられて、首相候補の座から追い出されてし まう懸念がある。そこで、ジョンソン氏は動いた。突如、EU離脱派の先頭に立ったのである。

 ジョンソン氏の豹変は、国民投票における離脱派の勝利が、盤石な権力基盤を持つキャメロン首相・オズボーン財務相を引きずり降ろし、首相の座をつかみ取る唯一のチャンスだったからだろう。

 ジョンソン氏は、移民の増大によって、英国人の生活に数々の不安がもたらされると煽り、離脱のデメリットを強調する政府や経済界のやり方を「プロジェク トフィアー(恐怖作戦)」だと猛批判した。その過激な発言によって、ジョンソン氏は、「髪型がまだましなドナルド・トランプ」と、残留派のメディアから揶 揄されるようになった。

 だが、ジョンソン氏は、ただのポピュリストではない。筆者はかつて学生とともに、ジョンソン氏がロンドン市長として実施していたアプレンティスシップ・プログラム(徒弟制度をモデルにした職人養成制度)などの雇用・職業訓練政策を視察に行ったことがある(第43回)。

 前述の通り、規制緩和・構造改革への理解もあり、優れた実務家の側面を持っている。また、「結果良ければすべてよし」という現実主義者でもある (JBpress「髪の毛ボサボサの人気者が書いたチャーチル論」)。EU離脱への支持は、ただ首相になりたいだけの後先考えない行動ではないだろう。 ジョンソン氏なりの勝算があるはずと考えるべきだ。


● 「EU加盟」だけではない 英国の投資先としての魅力

 残留派は、英国のEU離脱が英国経済に甚大な損失を与え、世界経済にも大きな打撃を与えると繰り返し主張している。英国にとって最大の輸出相手国・地域 はEUで、そのシェアは40%を超えている。英国がEUから離脱すれば、高い関税障壁に直面することになり、EUと新たな貿易協定を結ぶのに多大な時間が かかるため、貿易量は激減し、雇用の減少など悪影響があると考えられている。

 また、英国は直接投資の受け入れ額も大きい。日本の大企業も英国に拠点を置き、欧州で売り上げを稼いでいるところが多い。EUとの貿易が縮小すれば、海 外企業を呼び込むことも難しくなる懸念がある。さらに、金融市場の大混乱も予想されている。英国ポンドが大暴落するだけでなく、欧州の統一通貨ユーロも下 落するという。

 英国財務省は、ショックシナリオとして失業者が182万人増加しGDPが2年で6%減少するとの試算結果を公表している。離脱の悪影響は、EU域内にとどまらず、世界経済、金融市場に及ぶと主張する。

 一方で、ジョンソン氏など離脱派は、離脱による経済的な悪影響は、短期的にはあるとしても、長期的にみれば、残留派が主張するほど劇的なものにはならな いと反論する。まず、国民投票で離脱が決まっても、即座に離脱のプロセスが進むわけではなく、2年間はEUのルールが英国に適用される。現実主義者のジョ ンソン氏は、その間にEUと新たな貿易協定を結び直すことを考えているかもしれない。

 EU側からすれば、英国離脱後、ドミノ倒しにさまざまな加盟国が離脱に走るような事態を避けるため、英国に制裁的な対応をすることはできないとの見方が ある(JBpress「ブレグジットが決まれば、英国を穏便に離脱させろ」)。ジョンソン氏はEUに対して有利な交渉が可能と考えているかもしれない。ま た、EUは現時点で米国や中国などの巨大市場と貿易協定を結んでいない。その意味では、離脱しても米中という二大市場との貿易の条件が悪化するわけではな い。

 また、この連載で指摘してきたように、英国の優位性とは、「政治的リスクの低さ」「地理的条件の良さ(欧州、北米、中東、アフリカ、アジアをすべてカ バーできる)」「知識・情報の集積」「高い技術力」「質の高い労働力」「ブランド」「英語」「参入規制の低さ」と、多岐に渡る(第52回・P.6)。単純 に、EUに加盟しているということだけが、英国の魅力ではないことを忘れてはならない。


 さらにいえば、英国の製造業は、軍事大国のベースを生かし、民間航空企業や空軍、陸軍、海軍の装備を製造しているBAEシステムズ、航空宇宙エンジン、 発電システムを製造するVTグループ、GKN、ロールス・ロイスなどのハイテク企業が世界的に高い競争力を誇っている。英国は、単純に「安売り競争」を やっているわけではない(第43回)。

● EU離脱で中長期的には むしろ英国に資金が集まるようになる

 金融については、前述の通り、短期的にはポンドが暴落するような事態が想定される。それはその通りだろう。しかし、中長期的にみれば、EUから離脱する ことによって、むしろロシアや中東、そして、EU圏内の富裕層からの資金は、これまで以上にシティに集中し、結局ポンド高になるのではないだろうか。

 なぜなら、シティは規制が少ない上に、英国は世界中にタックスヘイブンを持っているからだ。筆者が英国にいた頃から、中東・ロシア、そしてEU圏から規制が多いユーロを避けて、ロンドンに資金が集まっているという実感があった。

 実際、この連載ではウクライナ問題での西側諸国のロシアへの経済制裁に関連して、プーチン大統領や政府高官には、ロンドンに巨額の不正蓄財の巨額の蓄えがあるとの「噂」があることを取り上げた
(第77回)。

 また、中国共産党幹部が、香港にペーパーカンパニーを設立し、巨額の貯蓄をしているという「噂」や、英領ヴァージン諸島に資金を移して、マネーロンダリ ングをしているという「噂」も取り上げた(第91回・P.7)。これは、「パナマ文書」が公開されたことで、単なる「噂」ではないことが明らかになったと いえる。

 「パナマ文書」によって、タックスヘイブンに対する規制が厳しくなるというかもしれないが、文書が明らかにしたのは、世界中のタックスヘイブンのごく一 部でしかない。世界中に点在する英国領のタックスヘイブンはいまだブラックボックスのままで、規制しようとしてもできるものではない。従来から、金融規制 が緩い英国領には、世界から資金が集中する傾向があったといえるが、EUの金融規制から解放されることによって、増々資金が集まりやすくなる可能性がある のではないだろうか。

● 「英連邦」が凄まじく巨大な 経済圏として出現する

 そして、英国が持っている「英連邦」という巨大な「緩やかな国家連合体」の存在を軽視してはならないだろう。英連邦には54ヵ国が加盟している。国連に次ぐ規模を持つ国家連合だ。世界のほとんどの宗教、人種、政治的思想をカバーしている。


 英連邦は、大英帝国の残骸を残しているに過ぎないというのが日本での一般的なイメージだが、実態は全く違っている。特筆すべきは、今でも加盟国が増加し ていることだ。2009年にはルワンダが加盟した。先日、国連に加盟申請したパレスチナ自治区も加盟を希望している。旧英国植民地ではなかった南スーダン までもが加盟に前向きである。

 英連邦の利点は、独裁政権を倒して民主化を果たした小国(主にアフリカ諸国)や、新しく誕生した国家でも加盟しやすいことだ。そして国連よりも、国際社 会で発言する機会を得やすいので、加盟を希望する国が多いのだという。もちろん、英系グローバル企業とのネットワークによる、経済成長を期待する国もある (第20回・P.5)。

 そして、英連邦は小国だけではなく、資源大国であるカナダ、オーストラリア、南アフリカ、世界で2番目に人口が多く、ハイテク国家としても知られるイン ドや、マレーシア、シンガポールなど東南アジアの多くの国も含まれる。そして、今後、「世界の工場」となることが期待されるアフリカ諸国の多くも英連邦 だ。EU離脱となれば、当然英国は、英連邦との関係を固めることになるだろう。英国は、単体では人口6000万人の小さな島でしかないかもしれないが、英 連邦を1つの経済圏と考えれば、その規模は凄まじく巨大なものとなるのではないだろうか。

● 英国のEU離脱を嫌がるのは 単独で「生存圏」を確立できない国・地域

 このように考えると、英国のEU離脱は、おそらく中長期的にみれば、英国にとって不利益ではない。むしろ、英国に抜けられるEUの不利益となるのではな いだろうか。換言すれば、ギリシャなど財政悪化に苦しみ、経済の弱い国を抱えるEUこそ、英国にとって「お荷物」な存在なのだと考えることもできる。

 英国はEU離脱で、確かに短期的に損失があるかもしれないが、「木を見て、森を見ない」話ではないだろうか。ジョンソン氏は大衆政治家であると同時に、国王ジョージ2世の末裔でもある。歴史的に積み上げてきた英国の底力を現実的に見抜いていないわけがないだろう。

 ジョンソン氏とトランプ氏は似ているのかもしれない。トランプ氏が主張する「米国の孤立主義」も、突き詰めると困るのは米国ではなく、米国に依存し切ってきた国々だと思われるからだ。

 国際関係論的にいえば、これまで世界は国家間の「相互依存」の深化に努めてきた。だが、これからは、それぞれの国が「生存圏」をどう確立するかを考える 時代に変わっていくのかもしれない。英国のEU離脱問題は、米国の孤立主義とともに、ジョンソン氏やトランプ氏というポピュリストが騒いでいるだけと考え るべきではなく、大きな時代の転換点を象徴しているのだと考えるべきなのかもしれない。




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굴러도 공짜로는 일어나지 않는 영국(′·&#969·`)

영EU이탈로「영연방」가 초거대 경제권으로 해서 출현한다

다이아몬드・온라인 6월21일 (화) 8시 0 분배신

영EU이탈로「영연방」이 초거대 경제권으로 해서 출현한다

영국의 EU이탈 문제는, 캬 멜론 수상( 오른쪽)에 대해서 보리스・존슨전 런던 시장이 건「권력 투쟁」의 측면도 있다 Photo:Guy Bell/Camera Press/Aflo


 영국의「EU이탈」의 시비를 결정하는「국민투표」가 23일에 실시된다.당초, 「EU잔류파(이하「잔류파 」)」가 유리하다고 보여지고 있었지만, 예상에 반해 「EU이탈파(이하「이탈파 」)」에의 지지가 큰폭으로 성장했다.각종 여론 조사에서는, 이탈 지지가 잔류 지지를 조금 웃돌게 되었다.잔류파・이탈파의 대립은 과열해, 결국 잔류파인 노동당의 여성 하원의원 죠・콕스씨가, 「브리텐・퍼스트! 」라고 외치는, 이탈파로 보여지는 남자에게 총으로 총격당해 사망하는 일 건이 일어나 버렸다.

● 전 런던 시장이 캬 멜론 수상에 도전한 「권력 투쟁」로서의 EU이탈

 이탈파에의 지지가 큰폭으로 성장한 요인은, 보수당 하원의원으로, 전 런던 시장 보리스・존슨씨가 EU이탈에의 지지를 표명해, 이탈파의 캠페인안 마음이 되었기 때문일 것이다.존슨씨는, 보사보자의 블론드의 헤어・스타일과 청중의 마음을 잡는 교묘한 연설로 영국 굴지의 인기 정치가이며, 데이비드・캬 멜론 수상의 라이벌로서 차기 수상 후보라고도 불려 왔다.

 최근까지 런던 시장을 맡아 온 존슨씨는, 온 세상의 기업을 런던에 유치하는 것에 임해 왔다(본연재 제 71회 ・P.5).규제완화나 구조 개혁에 열심으로 보여진 존슨씨가 갑자기 이탈파에의 지지를 표명한 것은, 영국내에 강렬한 임펙트를 주었다.여당 보수당내에서는, 각료로부터도 이탈파가 다 수 나오고, 잔류파의 캬 멜론 수상・오스본 재무상등과 대립해, 분열 상태가 되었다.현재는, 330명의 보수당 하원의원 가운데, 100명남짓이 이탈 지지자 (이)라고 말해지고 있다.

 영국의 EU이탈은, 일본에서는 세계경제에의 영향이라고 하는 관점으로부터 논해지는 것이 대부분이다.하지만, 이것에는 영국 수상의 자리를 돌아 다니는 권력 투쟁이라고 하는 측면이 있다. 캬 멜론 수상은, 2015년 5월의 총선거로 승리를 거두어 게다가 2020년까지 5년간의 수상 임기를 손에 넣었다.2014년에 스코틀랜드 독립의 시비를 문 주민 투표를 이겨 냈다( 제90회).재정재건・구조개혁을 궤도에 실은 경제 재정 정책에도 높은 평가를 얻었다( 제131회).그리고, 잉글랜드 독립당 등 내셔널리즘의 대두도 억제한 것으로, 캬 멜론 수상의 권력은 반석이 된 것처럼 생각되었다( 제106회).

 또, 캬 멜론 수상의 파트너로서 재정재건을 궤도에 실은 죠지・오스본 재무상의 평가도 높아졌다.오스본 재무상은 중국과의 경제 관계 강화도 주도해, 「사실상의 외무상」라고도 불리게 되어, 수상의 후계자로서 일번수라고 인식되게 되었다.


● 존슨씨는 단순한 파퓨 리스트는 아니고 뛰어난 실무가이며 현실주의자

 한편, 런던 시장으로서 올림픽을 성공시킨 존슨씨는, 2015년 5월의 총선거까지는, 유력한 수상의 후계자라고 보여져 왔다.총선거의 직전 그리고, 캬 멜론 정권의 지지율이 침체한 적도 있어, 존슨씨가 런던 시장 퇴임 후, 보수당 당수・수상이 되는 것은, 가까운 장래로 생각되고 있었다. 그러나, 총선거의 승리로 캬 멜론 수상・오스본 재무상이 권력 기반을 반석으로 해 가게 되어, 존슨씨는 점차 존재감을 잃기 시작했다.

 기세를 탄 캬 멜론 수상・오스본 재무상은, 금년 2월의 EU정상회의에서 이민 급증에 대응해 긴급 조치를 취하거나 각국이 EU법안의 철회를 요구다람쥐 일이 생긴다고 한, EU개혁안을 꺼냈다.캬 멜론 수상은「영국은 EU 속에서 특별한 지위를 차지한」와 자신만만하고 6월 23일의 국민투표에 림 여섯 개 숲이었다.

 이 상황을, 존슨씨가 재미없다고 느낀 것은, 상상에 어렵지 않다.원래, 영국 정치에서는 세대 교대가 빈번히 일어나, 젊은이의 지도자가 등장한다 (전 연재 제 55회).5년이나 기다리고 있으면, 캬 멜론・오스본은 커녕, 한층 더 젊은 세대의 정치가로부터 비난과 압력을 받고, 수상 후보의 자리로부터 내쫓아지고 해 염려가 있다.거기서, 존슨씨는 움직였다.갑자기, EU이탈파의 선두에 섰던 것이다.

 존슨씨의 표변은, 국민투표에 있어서의 이탈파 승리가, 반석인 권력 기반을 가지는 캬 멜론 수상・오스본 재무상을 질질 끌어 내려, 수상의 자리를 잡아 취하는 유일한 찬스였기 때문에일 것이다.

 존슨씨는, 이민의 증대에 의해서, 영국인의 생활에 수많은 불안이 초래되면 여파, 이탈의 디메리트를 강조하는 정부나 경제계의 방식을「프로제크 트피아(공포 작전)」라고 맹비판했다.그 과격한 발언에 의해서, 존슨씨는, 「머리 모양이 그래도 나은 도널드・트럼프」와 잔류파의 미디어로부터 야 유 되게 되었다.

 하지만, 존슨씨는, 단순한 파퓨 리스트는 아니다.필자는 일찌기 학생과 함께, 존슨씨가 런던 시장으로서 실시하고 있던 아프렌티스십・프로그램(종형제 제도를 모델로 한 직공 양성 제도)등의 고용・직업 훈련 정책을 시찰하러 갔던 것이 있다( 제43회).

 상술한 대로, 규제완화・구조개혁에의 이해도 있어, 뛰어난 실무가의 측면을 가지고 있다.또, 「결과 좋다면 모두 좋아」라고 하는 현실주의자이기도 하다 (JBpress「머리카락 보사보사의 인기인이 쓴 처칠론 」).EU이탈에의 지지는, 단지 수상이 되고 싶은 것뿐의 전후 생각하지 않는 행동은 아닐 것이다. 존슨씨나름의 승산이 있다는 두라고 생각해야 한다.


● 「EU가맹」 만이 아닌 영국의 투자처로서의 매력

 잔류파는, 영국의 EU이탈이 영국 경제에 심대한 손실을 주어 세계경제에도 큰 타격을 주면 반복 주장하고 있다.영국에 있어서 최대의 수출 상대국・지역 (은)는 EU로, 그 쉐어는 40%를 넘고 있다.영국이 EU로부터 이탈하면, 높은 관세장벽에 직면하게 되어, EU와 새로운 무역협정을 체결하는데 다대한 시간이 걸리기 위해, 무역량은 격감해, 고용의 감소 등 악영향이 있다라고 생각되고 있다.

 또, 영국은 직접투자의 수락액도 크다.일본의 대기업도 영국에 거점을 두어, 유럽에서 매상을 벌고 있는 곳(중)이 많다.EU와의 무역이 축소하면, 바다 밖기업을 불러 들이는 것도 어려워지는 염려가 있다.게다가 금융시장의 대혼란도 예상되고 있다.영국 파운드가 대폭락할 뿐만 아니라, 유럽의 통일 통화 유로도 아래 락 한다고 한다.

 영국 재무성은, 쇼크 시나리오로서 실업자가 182만명 증가해 GDP가 2년에 6%감소한다라는 시산 결과를 공표하고 있다.이탈의 악영향은, EU역내에 머무르지 않고, 세계경제, 금융시장에 이른다고 주장한다.

 한편, 존슨씨 등 이탈파는, 이탈에 의한 경제적인 악영향은, 단기적으로는 있다라고 해도, 장기적으로 보면, 잔류파가 주장하는 만큼 극적인의 것에는 되는거야 실반론한다.우선, 국민투표로 이탈이 정해져도, 즉석에서 이탈의 프로세스가 진행되는 것은 아니고, 2년간은 EU의 룰이 영국에 적용된다.현실주의자의 죠 손씨는, 그 사이에 EU와 새로운 무역협정을 다시 체결하는 것 를 생각하고 있을지도 모르다.

 EU측에서 하면, 영국 이탈 후, 도미노 쓰러뜨려에 다양한 가맹국이 이탈하러 달리는 사태를 피하기 위해, 영국에 제재적인 대응을 할 수 없다는 견해가 있다(JBpress「브레그짓트가 정해지면, 영국을 원만하게 이탈시켜라 」).존슨씨는 EU에 대해서 유리한 교섭이 가능이라고 생각하고 있을지도 모르다. , EU는 현시점에서 미국이나 중국등의 거대 시장과 무역협정을 연결하지 않았다.그 의미에서는, 이탈해도 미 중이라고 하는 2 대시장과의 무역의 조건이 악화되는 것은 있어.

 또, 이 연재로 지적해 온 것처럼,영국의 우위성이란, 「정치적 리스크의 낮음」「지리적 조건의 좋은 점(유럽, 북미, 중동, 아프리카, 아시아를 모두 카 바 할 수 있다)」「지식・정보의 집적」「높은 기술력」「질 높은 노동력」「브랜드」「영어」「참가 규제의 낮음」와 다방면에 건넌다( 제52회 ・P.6).단순 에, EU에 가맹하고 있는 것만이, 영국의 매력은 아닌 것을 잊어서는 안된다.


 한층 더 말하면, 영국의 제조업은, 군사 대국의 베이스를 살려, 민간 항공 기업이나 공군, 육군, 해군의 장비를 제조하고 있는 BAE 시스템즈, 항공 우주 엔진, 발전 시스템을 제조하는 VT그룹, GKN, 롤스・로이스등의 하이테크 기업이 세계적으로 높은 경쟁력을 자랑하고 있다.영국은, 단순하게「염가 판매 경쟁」를 하고 있는 것은 아니다( 제43회).

● EU이탈로 중장기적으로는 오히려 영국에 자금이 모이게 된다

 금융에 대해서는, 상술한 대로, 단기적으로는 파운드가 폭락하는 사태가 상정된다.그것은 그 대로일 것이다.그러나, 중장기적으로 보면, EU로부터 이탈한다 것에 의하고, 오히려 러시아나 중동, 그리고, EU권내의 부유층으로부터의 자금은, 지금까지 이상으로 시티에 집중해, 결국 파운드고가 되는 것은 아닐까.

 왜냐하면,시티는 규제가 적은 데다가, 영국은 온 세상에 세금 피난지를 가지고 있기 때문이다.필자가 영국에 있었을 무렵으로부터, 중동・러시아, 그리고 EU권으로부터 규제가 많은 유로를 피하고, 런던에 자금이 모여 있다고 하는 실감이 있었다.

 실제, 이 연재에서는 우크라이나 문제로의 서방제국의 러시아에의 경제 제재에 관련하고, 푸친 대통령이나 정부 고관에게는, 런던에 거액의 부정 축재의 거액의 저축이 있다와의「소문」가 있다 일을 채택했다
( 제77회).

 또, 중국 공산당 간부가, 홍콩에 유령 회사를 설립해, 거액의 저축을 하고 있다고 하는「소문」나, 영령 버진 제도에 자금을 옮기고, 마네이론다리 그를 하고 있다고 하는「소문」도 채택했다( 제91회 ・P.7).이것은, 「파나마 문서」가 공개된 것으로, 단순한「소문」는 아닌 것이 밝혀졌다고 말할 수 있다.

 「파나마 문서」에 의해서, 세금 피난지에 대한 규제가 엄격해진다고 할지도 모르지만, 문서가 분명히 한 것은, 온 세상의 세금 피난지의 극히 1 부에 지나지 않는다.온 세상에 점재하는 영국령의 세금 피난지는 아직도 블랙 박스인 채로, 규제하려고 해도 할 수 있는 것은 아니다.종래부터,금융 규제 하지만 느슨한 영국령에는, 세계로부터 자금이 집중하는 경향이 있었다고 말할 수 있지만, EU의 금융 규제로부터 해방되는 것에 의해서, 증들자금이 모이기 쉬워질 가능성이 있다 것은 아닐까.

● 「영연방」가 굉장하고 거대한 경제권으로 해서 출현한다

 그리고, 영국이 가지고 있는「영연방」라고 하는 거대한「완만한 국가 연합체」의 존재를 경시해서는 안 될 것이다.영연방에는 54개국이 가맹하고 있다.유엔에 뒤잇는 규모를 가지는 국가 연합이다.세계의 대부분의 종교, 인종, 정치적 사상을 커버하고 있다.


 영연방은, 대영제국의 잔해를 남기고 있는 것에 지나지 않는다고 하는 것이 일본에서의 일반적인 이미지이지만, 실태는 완전히 차이가 난다.특필 해야 할 것은, 지금도 가맹국이 증가해 (이)라고 있는 것이다.2009년에는 르완다가 가맹했다.요전날, 유엔에 가맹 신청한 팔레스타인 자치구도 가맹을 희망하고 있다.구영국 식민지는 아니었던 남 수단 까지도가 가맹에 적극적이다.

 영연방의 이점은, 독재 정권을 넘어뜨리고 민주화를 완수한 오구니(주로 아프리카 제국)나, 새롭게 탄생한 국가에서도 가맹하기 쉬운 일이다.그리고 유엔보다, 국제사 회에서 발언할 기회를 이득 싸기 때문에, 가맹을 희망하는 나라가 많은 것이라고 한다.물론, 영계 글로벌 기업과의 네트워크에 의한, 경제성장을 기대하는 나라도 있다 ( 제20회 ・P.5).

 그리고,영연방은 오구니 만이 아니고, 자원 대국인 캐나다, 오스트레일리아, 남아프리카, 세계에서 2번째에 인구가 대부분, 하이테크 국가로서도 알려진 인 드나, 말레이지아, 싱가폴 등 동남아시아가 많은 나라도 포함된다.그리고, 향후, 「세계의 공장」되는 것이 기대되는 아프리카 제국이 많지도 영연방 (이)다.EU이탈이 되면, 당연히 영국은, 영연방과의 관계를 굳히게 될 것이다.영국은, 단체에서는 인구 6000만명의 작은 섬에 지나지 않을지도 모르지만, 영 연방을 1개의 경제권이라고 생각하면, 그 규모는 굉장하고 거대한 것이 되는 것은 아닐까.

● 영국의 EU이탈을 싫어하는 것은 단독으로「생존권」를 확립할 수 없는 나라・지역

 이와 같이 생각하면, 영국의 EU이탈은, 아마 중장기적으로 보면, 영국에 있어서 불이익하지 않다.오히려, 영국에 빠질 수 있는 EU의 불이익이 되는 것은 있어일까.환언하면, 그리스 등 재정 악화에 괴로워해, 경제의 약한 나라를 안는 EU야말로, 영국에 있어서「짐」존재다라고 생각할 수도 있다.

 영국은 EU이탈로, 확실히 단기적으로 손실이 있다일지도 모르지만, 「나무를 보고, 숲을 보지 않는」이야기는 아닐까.존슨씨는 대중 정치가인 것과 동시에, 국왕 죠지 2세의 후예이기도 하다.역사적으로 쌓아 올려 온 영국의 저력을 현실적으로 간파하지 않은 것이 없을 것이다.

 존슨씨와 트럼프씨는 비슷할지도 모른다.트럼프씨가 주장하는「미국의 고립주의」도, 규명하면 곤란한 것은 미국이 아니고, 미국에 의존 다해 온 나라들이라고 생각되기 때문이다.

 국제 관계론적으로 말하면, 지금까지 세계는 국가간의「상호의존」의 심화에 노력해 왔다.하지만, 지금부터는, 각각의 나라가「생존권」를 어떻게 확립할까를 생각한다 시대로 바뀌어갈지도 모른다.영국의 EU이탈 문제는, 미국의 고립주의와 함께, 존슨씨나 트럼프씨라고 하는 파퓨 리스트가 떠들고 있을 뿐과 생각 하지 않고, 큰 시대의 전환점을 상징하고 있는 것이라고 생각해야 할 인지도 모른다.




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