朴承復さん
「学校では日本人生徒たちからも先生からも、差別されたことはありませんでした。
今でも日本人の同期生たちと会うと、彼らは韓国語で話したがります。
今なおそれほど親しくつき合っている日本人の同期生が何人もいます。
商業学校の恩師は、とても尊敬できる方でした。
松尾先生は韓国人、日本人にかかわりなく尊敬されていました」
閔圭植さん(京城帝国大学、後のソウル大学で学んでいた)
「私は個人的には日本人と仲がよくて、悪い感情はありませんでした。
日本人が韓国人に恐怖を与えたとか、韓国人が日本人に殴られたとか、何か嫌がらせをやられたとかいったことは、個人的には見たことも聞いたこともありません。
日本人が韓国人の家を奪って勝手に使うとか、土地や財産を搾取するとかいうことも、まったくありませんでした。
神社参拝については、何かの日には学生全部が連れて行かれました。
行かなくても別に厳しい文句は言われませんでしたが」
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『生活者の日本統治時代』(三交社)より