「物言う株主」として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが、韓国のサムスン電子を再び急襲した。会社分割や30兆ウォン(約2兆8000億円)の特別配当支払い、3人の社外取締役就任などの要求を突き付けたのだ。(夕刊フジ)
サムスンが7日発表した7~9月期決算の速報値は、売上高が前年同期比5・2%減の49兆ウォン(約4兆5600億円)、営業利益は同5・6%増の7兆8000億ウォン(約7260億円)。4~6月期との比較では減収減益。半導体は好調だったが、新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」のリコール(無料の回収・修理)でリコール実施に伴い1兆ウォン(約930億円)前後の損失が出たとの見方がある。
系列ファンド2社を通じてサムスン株0・62%を保有しているエリオットは、サムスンの取締役に向けた書簡で「不必要に複雑な支配構造の影響で、株価が70%程度低く評価されている」として純粋持ち株会社と事業会社に分離すべきだと主張。30兆ウォンの特別配当や、独立した3人の取締役選任も求めた。
エリオットは昨年、創業家のファミリー企業である第一毛織とサムスン物産の合併に強硬に反対した経緯もある。
スマホのリコール問題が尾を引くなか、27日には臨時株主総会が開かれ、創業一族の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(48)が、日本の取締役に当たる「登記理事」に就任する予定だ。こうしたタイミングを狙いすましてエリオットが逆襲に出た形だ。
サムスンはエリオットの要求を「慎重に検討する」としている。持ち株会社化については、創業家の支配を継続するうえで好都合との見方もあるが、聯合ニュースは「会社が株式の50%程度を保有する外国人の手に移る可能性も排除できない」とする専門家の見方も紹介している。サムスンの試練は続くのか。
http://www.sankei.com/economy/news/161011/ecn1610110019-n2.html
★「10年後にはサムスンはない」と言った李健煕
★生きているのか、死んでいるのか?
★死んでいたら遺言通りだ。