今回は、終戦直後に日本で製造・販売された電気自動車の話題から。
現在各自動車メーカーが開発に力を入れているものの、
日本で実際に市販されている(純)電気自動車は限られています。
しかし、1947年に創業した「たま電気自動車(プリンス自動車工業)」は、
終戦直後にもかかわらず、市販型電気自動車を開発し、
3年間で1000台以上の電気自動車を生産しました。
(1950年製造の物で、最高時速55キロ、一充電走行距離200キロ)。
「たま電気自動車」が創業した頃の日本は深刻なガソリン不足で、
しかも電力に関しては供給過剰状態であったため利点があったのですが、
1950年に朝鮮戦争が勃発し、バッテリーのコストが高騰したため、
ガソリン自動車の生産に転換を余儀なくされることになります。
その後「たま電気自動車」は多くの先進技術を導入していったものの、
他メーカーとの競争に敗れ、長く経営難が続き、
最終的には1966年に日産に吸収合併される形となりましたが、
終戦直後の厳しい時代を乗り越えようと苦心して生まれた技術が、
今の「リーフ」へと繋がっているのかもしれません。
動画 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=WXD86q9hxpI
