ブタからエボラ、初検出 人への「強毒化」を警戒
2009年1月10日 06時24分
フィリピンで昨年、養豚場のブタがエボラウイルスの一種に感染していたことが分かり、国連食糧農業機関(FAO)や世界保健機関(WHO)などの専門家の合同チームが10日までに、現地で調査を始めた。家畜への感染が確認されたのは世界で初めて。
エボラウイルスはアフリカで時折流行する致死性のエボラ出血熱の原因ウイルスだが、FAOなどによると、今回確認されたのは、人への病原性がないタイプ。
国際機関は、人と接触の機会が多い家畜で感染が確認されたことを重視、人への感染機会が増えてウイルスが変異し毒性が強まる可能¥性を警戒し、感染源や経路の解明に本格的に乗り出した。
FAOの小沼広幸アジア太平洋地域副代表¥は「今まで野生のサルなどで見つかっていたエボラウイルスが家畜で初めて見つかった。接触して人に感染するうちに強毒タイプへ変異する懸念もあり、適切な手段を講じなければならない」と話している。
FAOなどによると、2007年から08年にかけ、マニラ北部の養豚場など数カ所で、ブタが相次いで死んだためフィリピン政府が調査。昨年10月、同政府の依頼を受けた米国の研究機関が調べたところ、「レストン」と呼ばれるタイプのエボラウイルスと、別のブタ特有のウイルスに感染していることが確認され、フィリピン政府が昨年12月に豚肉の輸出を禁止した。人への感染は現時点で確認されていない。
(共同) http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009011001000015.html ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル