<韓中首脳会談>予定より長い会談…時間惜しむため同時通訳
2017年07月07日08時18分中央日報 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席の最初の首脳会談は予定された40分より35分も長い75分間行われた。会談は短い時間内に多くの対話をするため同時通訳で行われた。通常の逐次通訳なら会談は2時間を超えていた。
習主席はまず文大統領が自叙伝『運命』で「長江の後ろの波が前の波を押し出す」という中国のことわざを引用したことに言及し、親近感を表した。習主席は「文大統領は中国国民によく知られている」とし「特に自叙伝で『長江後浪推前浪』を引用して政治的な所信を明らかにし、私には深い印象を残した」と述べた。
文大統領が著書で「長江の後ろの波が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と参加政府という前の波を滔々と押し出さなければならない。歴史の悠長な水の流れ、それは当然のことだ」と書いた部分を取り上げながらだ。「長江の後ろの波」とは文大統領自身のことだと、文大統領のある参謀は説明した。
習主席は「この機会を借りて率直に疎通し、これを通じて理解を深め、中韓関係の改善・発展と地域の平和・発展を守護するために共に努力することを望む」と述べた。これに対し文大統領は「セウォル号」引き揚げ作業に参加した中国国営企業「上海サルベージ」の労苦に言及した。
文大統領は「上海サルベージがセウォル号を無事に引き揚げたが、労苦が十分に伝えられず、国民も正しく知ることができなかった」とし「作業は本当に難しかったが、上海サルベージが超人的な努力で世界で類例なく最も迅速に、無事に引き揚げたことを私はよく知っている」と話した。文大統領のこうした発言に中国側の出席者はうなずいた。
文大統領は「習主席が上海サルベージに督励したと聞いている」とし「韓国国民もこの事実を正しく知ることを望む」と話した。続いて「ちょうど今年は韓中修交25周年」とし「こうした契機を迎え、韓中関係を実質的・戦略的協力パートナー関係に発展させていくことを願う」と述べた。
この日、文大統領は赤のネクタイを、習主席はピンクの柄が入った紫色のネクタイをしていた。会談場では文大統領の通訳機が作動せず、習主席が「よく聞こえますか」と尋ねる状況が発生したりもした。これに対し康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が自分の通訳機を文大統領に渡し、その時に初めて文大統領は「よく聞こえます」と答えた。
韓国側からは文大統領の右側に金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官、左側には康京和長官が座った。このほかにも鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長、南官杓(ナム・グァンピョ)安保室第2次長、金顕哲(キム・ヒョンチョル)経済補佐官らが同席した。中国側は習主席の左側に王滬寧・中央政策研究室主任、右側に栗戦書・中央弁公庁主任が同席した。楊潔チ国務委員と王毅外相の姿も目を引いた。