「BMW」連続炎上事故で紛糾! BMW側は“韓国のせい”と主張「特有の交通事情、運転スタイル」
韓国の高速道路で出火したBMWの車両(慶尚南道消防本部提供・聯合=共同)
韓国だけで相次いでいるドイツ高級車「BMW」の炎上事故の原因について、「韓国特有の交通事情」などによるものとの見方が浮上している。BMWの広報担当者が中国国営通信、新華社のインタビューで主張したという。韓国国内では、対象車両の「運転中止処分」が出され、政府からはBMW側の責任を問う声も上がっている。「謎の事故」の責任をめぐる論議は、「韓国vsドイツ」の様相も呈してきた。
「韓国で事故が集中しているのは、『韓国特有』の交通事情や運転スタイルによるものかもしれない」
新華社(英語版)は14日、BMWの広報担当者の主張をこう伝えた。「韓国特有」という言葉に力点を感じる。
今年だけで40台に上る出火事故が起きたことを受けて、BMW側はリコール(回収・無償修理)を決めた。加えて、韓国では16日、緊急安全点検を受けていない車両への「運転中止処分」が始まる事態に発展した。
金賢美(キム・ヒョンミ)国土交通相は14日、全国の自治体に運転中止処分を求めた発表談話で、「国民の生命と直結した問題を度外視したり、隠蔽(いんぺい)したりしたとの疑惑に対し、責任ある明確な回答を出すべきだ」と、BMWサイドに要求していた。
このため、新華社の記事を引用し、報じた韓国メディアでは「(BMW側が)責任を逃れようとする姿勢を示し、物議を醸している」(16日、朝鮮日報日本語版)などと反発がみられる。
新華社の記事では、「韓国の交通事情」や「運転スタイル」がどんなものか伝えていないが、一体どんなものなのか。
韓国に精通するジャーナリストの室谷克実氏は「昔から、韓国のガソリン添加剤や軽油添加剤は『どうも質が悪い』と言われてきた。偽物のガソリンが出回ったり、純正部品以外で修理するのも、普通の国にはあまりない事情だ。運転スタイルも荒っぽいことで知られている。そのあたりの事情が重なって事故が起きた可能性もあるのではないか」と話した。