伊メディア「北朝鮮大使代理、第三国へ逃避後イタリアに再入国し潜伏中」
2019年01月06日10時26分中央日報
イタリア日刊紙コリエレ・デラ・セラは5日、チョ・ソンギル大使代理が正確にいつ、どのような理由で消え、現在どこにいるのかなど正確に明らかになったものはないとしながら、これまで入手した情報を総合して予測した内容を公開した。
同紙はチョ大使代理が北朝鮮への帰任通知を受けた昨年9月、後任者に対する引き継ぎ作業を始めたとみた。その後イタリア外務省が大使代理交替最後の手続きのため11月に彼に連絡した時点ですでに姿を消した状態だった確率が大きいと分析した。
これを受けイタリア外務省はイタリア情報当局にこの事実を通知し、情報当局はすでに第三国に逃避し潜伏していた彼を見つけ出し再びイタリアに連れ戻した。この過程で米国の情報機関に連絡し両国情報当局の緊密な協力がなされたという。
現在チョ大使代理は自身の身柄をめぐる解決策を待ちながらイタリア情報当局の保護を受けているとみられると予想した。チョ大使代理が最初に逃避した第三国がどこなのかについては言及しなかった。
同紙は「彼の潜伏を認知してから北朝鮮当局が特殊要員をローマに緊急派遣したが、チョ大使代理逮捕には結局失敗した。北朝鮮の特殊要員は残る公館職員の動揺を防ぎ、今回の事態に対する波紋を最小化するため現在ローマ南部エウル地区の北朝鮮大使館にとどまっているとみられる」と説明した。
チョ大使代理の今後の亡命先と関連しては、「彼の究極的な目標は、自身が持つ情報を米国などに渡して補償を受けながら身分洗濯を経てイタリアに残ることかもしれない」と話した。続けて「彼が人と物資の交通が多く戦略的に重要なイタリアで大使代理として勤めただけに西側情報当局が欲しがる情報を多く持っているだろう」と付け加えた。
今後亡命地に関連しては金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の答礼訪問を待っている韓国政府が北朝鮮体制を裏切った彼を歓迎するのは容易でないこととみた。
金正恩委員長との2度目の首脳会談を準備しているトランプ大統領もやはり彼に亡命を認めることで北朝鮮との対話の雰囲気をつぶしたくないないだろうとの見方も明らかにした。