【社説】陸軍参謀総長をカフェに呼び出した青瓦台行政官
2019年01月08日10時12分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
青瓦台人事首席室のチョ ン行政官(4級)がキム・ヨンウ陸軍参謀総長をカフェに呼び出して会った事実が明らかになった。将軍の進級人事を控えて審査作業が真っ最中だった時(2017年9月)だった。また、当時青瓦台の国家安保室に派遣勤務中だったシム行政官(陸軍大佐)が同席した事実も明らかになったが、この行政官はその年12月、准将に進級した。疑問だらけで常識的に納得できない不適切なことだ。
まず人事検証を担当する民情首席所属でない人事首席室行政官が将軍進級の推薦権を握っている陸軍の最高指揮者に会ったことから通常でない。「陸軍人事の選抜手続きとシステムに対する説明を聞くために会った」という青瓦台の釈明が事実だとしても、このような理由なら総長が直接会うことより実務者が説明するのが常識だ。
なぜ長官執務室でない国防部近くのカフェで会う必要があったのかも明らかにすべきだ。青瓦台参謀が政府当局者に会う時はたいてい部署の執務室や会議室、それとも青瓦台構内で会うのが慣例だ。それ自体が公的業務の延長線であるためだ。「国防部に手続きを踏んで入ることが複雑だったかもしれない」〔金宜謙(キム・ウィギョム)青瓦台報道官〕という釈明をそのまま信じることが難しい理由だ。
根本的に明らかにする必要があるのは人事請託をしたり、人事に介入しようとしりしたのかという点だ。不適切な介入と請託への試みがあったとすれば、軍の人事原則を崩壊させる深刻な人事介入だ。重大な権限乱用で犯罪だ。宋永武(ソン・ヨンム)前国防部長官候補の人事聴聞会TFで活動したことがあるシム行政官は進級の対象に入った。年末に准将に進級したこととこの日のことが関係のない、単なる「濡れ衣を着せられる」ことだったかは究明されるべきところだ。
チョ ン行政官は軍将軍の人事関連資料を紛失して懲戒を受けたこともある。「タバコを吸うために乗用車に人事資料を置いてきて紛失した」という説明だが、釈然としない点が一つや二つでない。疑惑だらけの今回の事件を原点に立ち戻って再調査し、真相を究明するのが今青瓦台がするべきことだ。
韓国は大統領の権威を振り回して自分の人事を壟断しても良い国なのか?w