「めがね橋」が恋人の聖地に/遠野市
恋人の聖地に選ばれた「めがね橋」。あかりがともる列車が通るとより幻想的になる=遠野市宮守町
遠野市宮守町のJR釜石線にかかる「めがね橋」がこのほど、「恋人の聖地」に認定された。NPO法人地域活性化支援センター(静岡市)が選定したもので、市は近く、現地に銘板を設置する。新たなデートコースの誕生となるか。
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「恋人の聖地」は、若者が集まる場をつくることで、結婚・少子化対策にも役立てようと、地域活性化支援センターが100カ所の選定を目指して候補地を募集してきた。昨年度までに東京・六本木ヒルズ展望台など74カ所が認定された。北東北では岩手町の「石神の丘美術館」が選ばれている。
昨年、遠野市も立候補を計画。選考委員会を立ち上げ、遠野盆地を一望できる高清水展望台や、昔ながらの町並みがある「蔵のみちひろば」など7地点を候補地に選んだ。市民に投票してもらった結果、「めがね橋」が880通のうち196票を集めて1位になった。
めがね橋は1915年に造られたアーチ型鉄橋。国道283号をまたぐこの橋を走る列車は中空を飛ぶように見え、宮沢賢治が草むらに寝ころんで見上げた光景が「銀河鉄道の夜」につながった、と言われている。
年末年始と夏にはライトアップされ、近くのショッピングセンターの芝生に座って眺めることができる。これらの状況が、3月25日にファッションデザイナーの桂由美さんや華道家の假屋崎省吾さん、女優の菊川怜さんらによる選定委員会で評価された。
1日には地域活性化支援センターのHPにも「めがね橋」の名前が載り、「民話のふるさと遠野のはずれにある宮守川橋梁(きょう・りょう)、通称めがね橋」と紹介された。市は近くこのHPに、「めがね橋」を拠点に地元の観光施設や景勝地を回るコースや土産品などのデータを入力する。
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