「ユニクロ」は過去最高益、売上高も19年8月期、海外売上高、初の1兆円超
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは10日、2019年8月期連結決算を発表した。売上高は前年比7.5%増の2兆2905億円、最終(当期)利益は5.0%増の1625億円となり、いずれも過去最高を更新。海外ユニクロ事業の売上高が初めて1兆円を超え、収益全体を押し上げた。
海外ユニクロ事業の売上高は14.5%増の1兆260億円。中国や東南アジア、オセアニアで大幅な増収増益となった。韓国では、気温の影響による春物販売の不振や日韓関係の悪化に伴う不買運動を受けて売り上げが大幅に低下し、減収減益となった。
9月以降、イタリア・ミラノやインド・ニューデリーにユニクロを出店し、海外進出を加速させている。東京都内で記者会見した柳井正会長兼社長は「いよいよ世界に出て行くという実感がある。世界中で受け入れられていると感じている」と強調した。
20年8月期の売上高は4.8%増の2兆4000億円、最終利益は7・6%増の1750億円を見込む。
