海岸に大量のハングル表記のポリタンク漂着
毎日放送 2/27(月) 19:24配信
今月に入って兵庫県や島根県、山口県など日本海の海岸にハングル表記された大量のポリタンクが漂着しているのが見つかっています。中には危険物の「過酸化水素」と書かれたものもあります。何年にもわたって大量漂着するポリタンク、何か対策はないのでしょうか?
今月22日から兵庫県豊岡市の竹野浜などで、100個以上漂着しているのが見つかったポリタンク。ハングルや英語で韓国の化学メーカーの名前が書かれています。
「ペットボトルでしょうか。ハングル文字が書かれているのがわかります」(山根淳綺記者リポート)
浜辺はハングルの文字が書かれた漂着物だらけ。記者が10分歩いただけでこんなに集まりました。
「ここの浜はゴミがすごい、ハングル文字の。(ポリタンクも)10個くらいはあったかな」(地元の人)
こうしたポリタンクは過去にさかのぼるとピーク時で4万個以上、毎年1万個前後が日本海側の沿岸に漂着していることがわかります。今回、浜辺で目立った青いポリタンク。実は2008年にも同じ化学メーカーのタンクが漂着していて、当時の韓国取材で意外なことがわかりました。
プサンなど韓国名物・海苔を生産する港。青いポリタンクが散在し、容器には触るとやけどするなど危険物「過酸化水素」の表記もあります。
「海苔の養殖網のあたりにきたんですが、浮んでます。これまさにポリタンクですね」(岩井健治記者リポート)
業者によるとポリタンクの中には過酸化水素が入っているのではなく、余分な海草を殺す液体だといいます。ただ、原液の入った大きなタンクから小さなポリタンクに移して運ぶ際に捨てる業者がいるのだといいます。そうした現状は今も同じなのか?環境省に問い合わせてみました。
「専門家の方が韓国の海苔の網の消毒用としてご発言されていた。何に使っていたものなのか特定は今のところできていない。引き続き関係省庁も含め、広く情報収集しているところ」(環境省海洋環境室 森田紗世室長補佐)
兵庫県などが漂着したポリタンクの中の液体を簡易検査したところ、過酸化水素とは別の洗剤のような強アルカリ性の液体と海水のような液体が確認されたということです。危険性はないということですが、自治体などは素手で触らないよう注意を呼びかけています。

