しかし国の借金と企業の借金とでは全く違う。国の公債が多いということは、国民が公債を買い、その金融資産が増えるということである。だから国は破産しない。現在のように国の需要が供給力に及ばず、不況が激しくなっているときには、国が需要を生み出すべきである。
政府の発表¥では国の潜在成長力に対し、需要は20兆円不足している。しかし潜在成長力の計算は生産性の上昇を含んでいない。実際はもっとずっと大きな需要不足が存在している。不況は社会資本の充実のチャンスだ。太陽光発電や風力発電のほか新幹線、高速道路、港湾施設、橋梁など伝統的分野も重要だ。環境や福祉などにも多くの需要がある。政府支出は乗数効果を持ち、民間の投資や消費も増えるだろう。政府は思い切って公債を増発し、政府支出を増やすべきである。』
情報提供&書き起こし NO様 ありがとうございました m(_ _)m
言霊の力か、VoiceやSPA!の力か、はたまた単純に日経が正気に戻り始めただけなのか。昨日のエントリー「言霊」の翌日の朝刊に、この記事が載ると、さすがに「ううっ・・・」とくるものがあります。(もう「お前が(ry」は、別にいいでしょう。)
本ブログにアクセスされている方は、今ではもう当たり前のように、
「政府の国債の買い手は、日本人で、債務は円建てだよね。それで何で破綻するの?」
と思っているかもしれませんが、二年前には(一部、2ch東亜+住人などを除き)日本人は誰もそんなこと思っていませんでした。
ちなみに、これだけは自慢できるのですが、この「政府の国債の買い手は、日本人」という当たり前の事実が、初めて書籍になったのは、ほぼ間違いなく↓これです。
『日本政府の巨額債務の債権者は誰なのか、読者の皆さんは一度考えてみて欲しい。
日本政府の債務、これは要するに国債なのだが、この国債は95%が国内の機関投資家、個人、郵貯等により消化されており、海外消化は5%に過ぎない。つまり日本政府の債務の債権者は、日本人である読者の皆さん、あなた方自身なのだ。
アメリカや韓国のように、財政赤字の穴埋めに海外から金を借りているのとは、問題の種類もレベルも全く違うのである。(三橋貴明著「本当はヤバイ!韓国経済」(彩図社) P240』
その後、著名人としては高橋洋一氏が「さらば財務省!―¥官僚すべてを敵にした男の告白 」で、この当たり前の事実を書いていましたが、ヤバ韓の方が七ヶ月早いのですよ、はっはっは。まあ、高橋氏がヤバ韓を読んだとは、全く思いませんけど。
しかし、関係ないですが、先日うちから自転車でいけるスパで捕まっちゃった、この高橋氏。何で「上げ潮派」なんですかね。著作を読むと、日本経済のボトルネックについてきちんと理解されており、政府の債務が増えることに問題ないことも認識していらっしゃるようですのに、なぜ
「増税する前に、政府の無駄な出費を減らせ」
なる主張に行き着く理由がよく分かりません。増税は不要だというのは分かるのですが、今の日本は(少し前も同じく)逆に政府の支出を増やさなければならな局面です。(でした。)何より、GDPの支出面の構¥成を見れば、政府の支出はちっとも増えていないこと、すなわち「政府の無駄な出費」はとっくに減っている事実が一目瞭然なはずなのです。公務員定数にしても、2000年と比較するとすでに半分近くにまで減ってしまっています。
要するに、古巣の財務官僚が嫌いだったということなのでしょうか。(率直に言って、その気持ちは凄〜〜く理解できます。)
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/26856246.html
新世紀のビッグブラザーへより転載