北朝鮮、米人記者に労働教化12年=
オバマ大統領「深く憂慮」
6月8日13時11分配信 時事通信
【ソ¥ウル8日時事】朝鮮中央通信は8日、北朝鮮の中央裁判所(最高裁に相当)が、拘束中の米国人女性記者2人に対し、12年の労働教化刑を言い渡したと伝えた。オバマ米政権が北朝鮮の核実験を受け、テロ支援国再指定検討など制裁強化の動きを見せている中、米国への挑発を強めた形だ。今後、米国は身柄解放に向け、北朝鮮との交渉を働き掛ける方針だが、難航するとみられる。同通信によると、裁判は4日から8日まで続けられ、2人に対して「朝鮮民族敵対罪と不法出入国罪の有罪を確定」したという。
これを受けて、ホワイトハウスはオバマ大統領が「(判決を)深く憂慮している」と明らかにした。その上で2人の解放実現に向け、全力を尽くす方針を強調。米国務省も北朝鮮に対し、2人の即時解放を改めて呼び掛けた。
判決を受けたのは、米ケーブルテレビ局のローラ・リン、ユナ・リー両記者。2人は3月17日、中朝国境地帯で脱北者問題を取材中に捕らえられ、その後、「不法入国と敵対行為」などの罪で起訴。朝鮮中央通信は6月4日に「裁判を4日午後3時から始める」と異例の事前報道を行っていた。
今後の日程は明らかとなっていないが、これで判決が確定する可能¥性が高い。北朝鮮の刑法では、朝鮮民族敵対罪は5年以上の労働教化刑で、特に、事案が重大な場合は10年以上としている。
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最終更新:6月8日20時58分
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