ライオンの皮を皮を被ったロバ

ある日、ライオンが森の中から草原にあらわれました。
そこにいた兎やリスたちは怖くなって一目散に逃げました。
ところが一匹の老いた狐は立ち止まったまま逃げようとはしません。
ライオンが近づいてきたとき、狐は言いました。
「あなたに食べられるまえに、あなたの素晴らしい雄たけびを
きかせていただけませんか。」
ライオンは、おやすいごようだと、頭を天に向けて吠えたのです。
「ヒィヒーン!」
その声を聞いて、逃げた小動物たちは、ロバであることを知りました。
今度は、ロバがみんなから追いかけられることになってしまったとさ。