「はやぶさ2」が持ち帰った
リュウグウの石から「液体の水」検出
9/23(金) 3:01配信
JAXA=宇宙航空研究開発機構は、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った石の中から、「液体の水」を検出したと発表しました。
「はやぶさ2」のカプセルが持ち帰ったリュウグウの試料は、JAXAの様々なチームで分析が進められています。
JAXAと東北大などの「石の物質分析チーム」は、分析の結果、新たにリュウグウの石の中に封じ込められていた「液体の水」を検出したと発表しました。リュウグウの試料からは、これまで水酸基(OH基)は見つかっていましたが、「液体の水(H2O)」が検出されたのは初めてです。
検出された水からは二酸化炭素(CO2)も検出されていて、研究チームは「リュウグウが、二酸化炭素が氷となる太陽から遠く離れたマイナス200度以下の宇宙で形成されたことを意味する」としています。
一方でリュウグウの石からは、1000度を超える高い温度の宇宙でつくられる物質も多くみつかりました。
これらの物質は、太陽の近くからリュウグウが形成された極低温の領域に飛んできたと考えられ、リュウグウの形成時に太陽系の内側と外側で大規模な物質混合が起こっていたことを示すということです。
この研究成果はアメリカの科学誌サイエンスに掲載されました。
※液体の水は、写真の丸い穴の中から検出されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f648ed3b1d9620215447e27c12e6a8febceb19