朝鮮通信使の宿所での対話は筆談で行われたが,
漢文実力は, やっぱり朝鮮側の方が格段に高かった.
朝鮮の公務員は漢文の試験に選択されて日常的に漢文を利用していたから無理もない.
これに対して, 日本の官職は皆世襲で決まる.
これでは ¥"有能な人が 埋めて, 無能な人が自分勝手にのさばることではないか¥", と申維翰は強い批判を加えている.
朝鮮は朱子学を国交にしていた.
これは, 中国を模倣したことだったが, 中国にツングース係の北方民族, 満洲人の王朝である請いが成り立ってからは, 朝鮮では朱子学の本場は朝鮮の方だと言う強い自負心が 生まれていた.
そして, 現実に日本では, 朱子学の先進地として朝鮮の評価は極めて高かったのだ.