べトナム自動車工業会(VAMA)加盟外資メーカー11社の6月の新車販売台数は前月比2%増の4,838台だった。昨年同月比では20%減、上半期(1〜6月)では昨年同期比26%減の2万7,226台。
こうした中、4月からの特別消費税(SCT)率改定で値下げ対象となった排気量2000cc以下のセダンの需要が急上昇。景気浮揚策の5月からの新車登録料暫定引き下げ(10〜12%から5%)も追い風となり、首位トヨタ・ベトナムのカローラ・アルティスは納車2カ月待ちの状態だ。
カローラと今年2月発売のSUV・フォーチュナーは現在、納車2カ月待ちで、ディーラーによっては受注契約を止める人気だ。トヨタの強みは「豊富な車種」と他社は分析する。
トラック販売の比重が大きい三菱系ビナスター、いすゞ・ベトナム、日野ベトナムは上半期で17〜53%減。昨年7月に義務化されたユーロ2基準導入前の駆け込み需要が昨年上半期にあった反動もある。
上半期の車名別販売上位は以下の通り。()内は昨年通年。◇トヨタ・イノーバ、4,257台(1万4,947台)◇トヨタ・フォーチュナー、1,900台(─)◇トヨタ・ビオス、1,685台(3,122台)◇トヨタ・カローラ、1,660台(2,391台)◇GM大宇小型セダン・スパーク、1,653台(1,428台)◇ホンダ・シビック、1,419台(5,834台)◇フォードMPV・エベレスト、1,195台(3,641台)◇GM大宇セダン・ラセッティ、1,009台(1,506台)◇GM大宇セダン・ジェントラ、1,001台(1,757台)。